EnB 12号 目次
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■EYE
カーボンクレジットがカギ

■GLOBAL Business
・米LNG計画を脅かす労働コスト
・TechnipとShell、Bio-2-Glycols技術商用化で協業
…バイデンのLNG許可停止が差し止めに
…Baker Hughes、新安全センサーを発売

■REPORT
石炭火力を代替する木質バイオマス

■TOPICS
千代田決算、リスク負担の在り方を見直す契機に

EDPR、日本の再エネ市場に参入

JOGMEC、CCSで9事業を選定

■Projects News
…KBR、印グリーンアンモニアに技術供与
印ONGC~IOCL、小規模LNGプラント建設へ
Lummus、RilianceからSRTヒーター受注
インド政府、新規石炭火力を推進か
Technimont、UAEの低炭素アンモニア設備を受注
Aramco、Jafurahガス拡張で250億ドルの契約
GE、サウジアラビア向けGT受注
Siemens Energy、サウジでGTCCを受注
BP、エジプトのグリーン水素に参加
Fluor、独LiB工場のEPCmを受注
NextChem、低炭素肥料で実現可能性調査
Shell、カナダのCCSでFID
加NGL North Phase2でFID
ExxonMobil、水素PJでAir Liquideと協業
Heirloom、ルイジアナにDACユニット2基開発へ
Fulcrum LNG、ガイアナPJでMcDermott等と提携
Baker Hughes、Woodsideとサービス契約
Worley、豪ガス圧縮設備でFEED
Wood、Greater Sunrise LNGの概念設計受注
さくらインターネット、170億円で石狩DC増設へ
ミヨシ油脂、葛飾に技術研究所
メタウォーター、金町浄水場で工事受注
TJAS、川崎の浄水場で一括受注
盛岡広域ごみ処理PFI調査助言で八千代エンジ
鎌倉市、ごみ中継施設で実施方針
南魚沼市、新ごみ処理施設事業者選定支援で公募
岩出市、基幹的設備改良工事で一般競争入札

■NEWS Flash
・日揮HD、タイのセメント工場CCUでプレFS
・三井物産など、UAEのグリーンアンモニアに着工
・日機装、韓国向け液化水素st納入が20カ所以上に
・TOYO、SCGと混合廃プラ油化技術を共同開発へ
・千代田など7社、再生可能PE繊維供給網を構築
・知多市の低炭素モデル事業で調査開始
・HZI、アフターサービス会社を子会社化
・TJAS、妙高グリーンエナジーでPPP/PFI優良事例
・アズビル、再エネ導入を加速
…Primetals、中国、インド向け製鉄機械を受注
…住友商事、Equinorと油井管契約を更新
…東亜建設、シンガポールの埋め立て工事を受注
…住友重機械、LAESプラントの資金調達を完了
…MODEC、海洋PF向け検査ドローンで共同開発
…「INTEGNANCE VR」で衛星データ活用を検討
…日鉄エンジ、ごみ発電電力の地産地消

■Procurement News/strong>
・前田建設、BIMデータで建築物LCA評価
・鉄建建設、シールドマシン泥土性状管理システム
・三菱重工、可燃ガス環境で板厚モニタリング

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 12表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…「バイクの2025年問題」と言われているものがある。ユーロ5相当の新たな排ガス規制が取り入れられ、すでに対応の難しい機種は販売終了に追い込まれている。改良されつつも、長きにわたり生産されてきた名車バイクも、生産終了に追い込まれてきた。
 特に対応が難しい原付バイクでは来年11月から適用が開始される。新排ガス規制は原付のエンジンでは対応することが非常に難しい。そのうえ、「OBDⅡ」と呼ばれる車載式故障診断装置の設置も義務付けられた。これには排ガス浄化装置の監視する機能もあるのだが、この装置のコストが高く、原付の販売価格に上乗せすることができない。しかも原付の車格では搭載するスペースもない。従って来年11月以降は50ccの原付バイクが生産できなくなる。名車「スーパーカブ」も50ccは生産されなくなる。
 代わりに、「新基準原付」区分ができるかもしれない。排気量125ccまでのバイクで、出力を現在の50cc原付並みに抑えたバイクを「新基準原付」とするというもの。125ccまでのバイクを原付免許(もしくは普通免許)で運転できるという誤解を生みそうだが、あくまで出力制御した機種のみである。それをどう区分するのか。また50ccの車格のEVバイクはどうなるか。まだ細かく決まっていないことも多い。
 50ccの原付は実用車からスクーターなどの生活手段、あるいはレーサーレプリカなど趣味の領域まで幅広い機種がある。この幅広さをできるだけ生かせるような、規制の在り方を検討してもらいたい。
 というかむしろ、電動キックボードの公道走行の規制こそ、早くしてほしい。

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