EnB 18号 目次
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■EYE
製造とプロジェクトのシームレス化は可能か

■GLOBAL Business
・英SMR選定でGE日立含む6社が最終候補に
・KBR、低コストクリーンアンモニアで提携
・Tecnicas ReunidasとSinopecエンジが戦略提携
…NucorとHelion、製鉄所への核融合発電導入へ
…ExxonMobil、シェール企業600億ドルで買収へ

■PERORT
石油ジャイアントの投資戦略
アラムコ、シェル、エクソン、BPの動き

■TOPICS
22年度海外PE成約、約17%増加-日本機械輸出組合

仏ForseePower、日本市場に本格参入

受注は好調も、人材と脱炭素が課題-エンジニアリング白書 ②

■Projects News
…Papua LNG、EPC入札へ
…Nuberg EPC、印パニパットのユニットを受注
…KBR、豪Pluto LNG改修工事を受注
…ADNOCとOccidental、UAEで大規模DAC
…ADNOC、Hail&Ghashaガス田開発でFID
…ADNOC、Habshan CCUSのEPCでPetorofacを選定
…Baker Hughes、Ruwais LNG向け電動圧縮機受注
…DEWAとAcwa Power、太陽光淡水化施設で契約
…サムスン、Yanbu PDH/PPでFEED業務受注
…Worley、Ras LaffanのCO2隔離計画でFEED業務
…C2Xとエジプト政府、大規模メタノールで合意
…European Energyと三井物産、e-メタノール促進
…Evonic、ガス分離膜生産能力を拡大へ
…英H2NorthEast、FEEDを開始
…KBR、英HPP2水素PJ向けに技術供与とFEED業務
…GE Vernova、セネガルでGTCCサービスを受注
…Baker Hughes、Venture GlobalからLNG設備
…GCGV、石化向け再エネ電源でBPと契約
…INPEX、米国でアンモニアプラントを主導
…ルイジアナ州、再生可能燃料PJを認可
…Driftwood LNG、建設期間を延期
…極東開発、中防不燃・粗大ごみ処理施設を受注
…山武郡市、新施設はストーカ炉を採用
…府中市、リサプラで事業者公募開始
…市原市、環境影響評価で建設技研
…和歌山市、終末処理場汚泥処理DBOで西原環境
…香川県土庄町、不燃ごみ破砕設備で公告
…高松市、ごみ処理環境アセスで公募プロポ

■NEWS Flash
・米三菱パワー、オクラホマ州でGT受注
・TOYO、タイPTTGCからHEROを受託
・HZI、欧州でバイオガス関連事業を拡大
・日揮、タカラバイオから医薬品工場受注
・横河電機とロッテルダム港が脱炭素化で提携
・米三菱パワー、日欧で大型電解槽試験
・富士通、非貴金属アンモニア合成触媒候補を発見
・月島JFEアクアソリューションが発足
・洋上風力、候補区域を追加、浮体式実証も
…川重、水素混焼型GTコージェネを受注
…川重、CO2回収装置の試験運転を開始
…タクマ、新東海製紙からエネルギープラント受注
…MHIEC、福島市でごみ焼却施設受注
…タクマ、東京都から砂ろ過設備更新を受注
…神鋼環境、箱根町からごみ中継施設を受注
…三菱電機、自励式周波数変換設備を受注
…日鉄エンジ、陸上設置型自動給餌システム受注

■Procurement News
・アズビル、BiG EYESに自律型品質管理モジュール
・木村化工機、省エネ型バイオエタノール蒸留装置
・日機装、水素航空機向けLH2ポンプ試験に成功

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 18表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…仕事柄、これまで多くの記者会見に参加してきた。単なる製品発表や事業説明、再建計画など、比較的おとなしい内容の会見ばかりだが、時にはやはり企業や役所側にとって聞かれたくないことを聞かねばならない場合もある。自分は比較的おとなしい質問者であると自認しているものの、たまには他の記者から「随分、突っ込んで聞くんですね」というようなことを言われる時もある。
 自分の場合、他の記者が厳しい質問をしたところで、それを迷惑だと感じることはない。むしろ、自説を長々と話して、何が聞きたいのだか良くわからない記者というのが一番迷惑だと感じる。自説を延々と述べたいなら、その記事を書けばいい事だ。
 ジャニーズ事務所の会見が問題になっているなかで、やはり筋が違うのでは無いか、という部分が多々ある。まず前提として、この会見は犯罪史上まれに見る悪質な犯罪者と、それを隠蔽してきた事務所の数十年にわたる共犯関係で、おそらく1,000名を超えるであろう多くの性被害者を生み出してきた、大規模な犯罪事件に関するものだということ。その事務所の会見で、1社1問限りはまあ良いとしても、追加質問を認めない、さらに一部記者の指名NGなどあり得ない。会見の運営方法がまず間違っている。
 また、その弁解のなかで気になったのは、「会見はガス抜き」という事務所側の言葉である。上記の前提を理解していないのではないか。自らどんどん泥沼に入り込んでいるようだ。
 自らに非がある場合の会見は、すべてを明らかにするつもりで望まなければならない。どうしても答えられない場合には、一般に理解される理由を提示できなければならない。信頼を失っている状態が出発点なので、その傷を拡げず、信頼回復に繋げるには、屁理屈や小細工は厳禁なのだ。地熱暴噴事故での三井石油開発はその点、良い対応をしてきたと思う。

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