EnB 5号 目次
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■EYE
サプライチェーンの維持は難しい

■GLOBAL Business
・中東で地熱開発の動き
・新規アンモニアクラッカー開発が活発化
…Elliott Group、サウジにサービスセンター
…CoolbrookとLinde、クラッカー電動化で協業

■REPORT
拡大する洋上風力サプライチェーン

■TOPICS
高校生の柔軟なアイデアが激突-情熱・先端Mission-E

NEXI、投資保険・中小支援に注力

■Projects News
…Port Auther LNGがFID
…Plaquemines LNGがFID
…加Ksi Lisims LNG、BC州環境評価局が準備決定
…加Cedar LNGがBC州の環境認可を取得
…KBR、韓国のプラスチックリサイクルに機器供給
…BASF、芳香成分の新工場を計画
…Covestro、タイでPC樹脂
…Evonik、ジュロン島のDL-メチオニンを増強
…Indian Oil、Paradip石化ステージ1を承認
…CLG、BPCLムンバイ製油所にライセンス
…Lummus、カザフの石化プラントに技術
…バーレーンでFLNG検討
…Deloitte、Shuaiba North民営化コンサル
…Almar Water、Zulfで水処理事業
…Petrojet、グリーン水素でDNVと契約
…ExxonMobil、モザンビークLNG拡大を検討
…Air Liquide、アンモニア分解プラント建設
…Technip~Zachry、米CCSでFEED受注
…米ネバダ州で大規模揚水発電計画
…Jパワー、豪州でクリーン水素製造事業を検討
…物産とPurecycle、PPリサイクル工場で合意
…三菱ケミ、PC樹脂リサイクル設備の検討開始
…TEL、岩手に東北生産・物流センター
…三菱電機、SiCパワー半導体で新工場棟
…関西電力、南港発電所のGTCC化を検討
…日鉄エンジ、大分の新環境センターを落札
…三田市、新ごみ処理施設を特定事業に選定
…西宮市、基本計画策定で日建技術コンサル
…十勝圏複合事務組合、中間処理施設で公告
…鉾田・大洗広域、ごみ処理DBOを4月に公告

■NEWS Flash
・日揮グローバル、パプアのLNGで基本設計業務
・日立造船、台南市向けごみ焼却発電設備受注
・三菱重工、2022年のGT世界シェアでトップに
・Midrex技術が独水素DRプラントに初採用
・日揮HD、グリーンアンモニア実証設備建設へ
・千代田化工など、CO2からパラキシレン
…日立レール、インドで信号システム受注
…千代化、CCUS関連で相次ぎ提携
…IHI、EGATと脱炭素で検討
…神鋼環境、ポートアイランド処理場改築を受注
…月島機械、奄美市でバイオガス事業
…住友重機械、鶏糞専焼発電設備を受注
…住商、グリーン水素でイスラエル企業とMOU
…丸紅、ポルトガル初のグリーン水素注入実証

■Procurement News
・横河電機、ガスクロマトグラフAIメンテサポート
・川崎重工、省エネ型水素圧縮機
・MHIET、高効率・コンパクトなCGS発売

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 04表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…先日のこと。千葉県の西船橋から東葉勝田台までを結ぶ、東葉高速鉄道を初めて利用した。
 西船橋の次が東海神(ひがしかいじん)。なかなか味わいのある駅名である。船橋市海神という地名があるということだが、ちょっと由来が気にかかる。船橋市のホームページによると、同地にヤマトタケルが来たときに、海上に光り輝く船があり、近寄ってみると柱に神鏡がかかっており、それを浜に持ち帰り、祀った場所が海神である、と言う伝説がある。海神という地は「船橋海神」とも呼ばれ、船橋宿の一つであり、西海神は「行徳海神」とも呼ばれ、栗原八ヶ村の一つであった。その海神が今の東海神という駅名に残っているということらしい。実に古い歴史がその駅名の背景にあったということで、深い趣を感じた。
 さらに、その東海神の隣の駅が「飯山満」という。おもわず「いいやまみつる」と読んでしまったが、表示をみると「はさま」と読むらしい。かなりの難読地名である。同じく船橋市のホームページに地名の由来が掲載されている。この地は、高低差が激しく、飯山満川や前原川(海老川水系)が流れていて、低地は谷津田(丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形)であり、その地形を利用した農業が古くから営まれていた。この地形から、「谷あいの場所:狭間(はざま)」が地名となったと考えられているという。ただ、それならこの当て字はどういうことか?言い伝えでは、「米(飯)が山ほどできて満ちた土地」から着けられた地名という。山に挟まれた地形と、その間に横たう田んぼの光景が目に浮かぶようだ。こういう地名の由来を市のホームページが載せているというのも良いことだと思う。地元の地名に対しても愛着が沸くだろう。
 ただ、その日集合した記者が皆言っていたことだが、「東葉高速鉄道の運賃は高い」。

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