EnB 22号 目次
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■EYE
注目続く脱炭素

■GLOBAL Business
・中国2社、世界最大16MWの風車を開発
・B&W、韓国でBrightLoop技術導入へ
…Shell、Alfa LavalとLH2船用GCUで提携
…H2-Industries、Terra Solaと提携
…TotalEnergies、PPリサイクル設備建設へ

■REPORT
世界に展開する千代田の水素事業

■TPOICS
ブロッサムエナジーの高温ガス炉

領域拡大を図る日鉄P&E

横河電機、豪州の水素PJに制御システム

■Projects News
…Johnson Mattheyと斗山、韓国で水素発電計画
…Petronas Carigali、Kasawari CCSでFID
…印Essar、オリッサ州に石化コンビナートを計画
…IOCLなど、900万t/y製油・石化PJを推進
…L&T建設、揚水発電プロジェクトを受注
…SABICとAramco、Ras Al-KhairでCOTC
…Petrofac、Shellから油田サービスを受注
…AMEA Power、エジプトで太陽光・風力PJ
…チェコのドゥコバニ原発で3社が入札
…Enbridge、Woodfibre LNGに出資へ
…Enbridge、OxyとCorpus ChristiでCCSハブ
…Port Arthur LNG、INEOSにLNG供給
…Cemex、欧米各地でCCUSを計画
…東京ガスなど、Cameron LNGでe-methane
…LG Chem、米Clarksvilleにカソード製造施設
…LG Chem、メタンの乾式改質の建設を計画
…CFEnergia、メキシコ湾にLNG計画
…Topsoe、パナマの再生可能燃料PJに技術供与
…赤道ギニアとコンゴ、石油精製を共同開発
…富士フイルム、米細胞培地拠点に260億円
…ドイツ、水素パイプラインを構築へ
…北九州市、水素・CCUS拠点形成支援業務で公募
…特種東海製紙、バイオマスボイラ新設
…三井化学、メカニカルリサイクルで実証設備
…日立造船、鶴見工場建て替えを落札
…日立造船、東大阪第六工場建設工事を落札
…東和テクノロジー、菊川市で基本計画
…JFE環境、大曲仙北広域のし尿処理センター落札

■NEWS Flash
・三菱重工、チュアスGTCC効率向上を受注
・神鋼環境、神戸の汚泥処理施設改築工事を受注
・IHI、メタネーション事業を拡大
・MHIENG、ExxonMobilとCO2回収で提携
・重工エンジ、三菱重工に統合へ
・日揮HD、ケミカルリサイクルで合弁会社
・月島機械とJFEエンジ、水処理事業統合で合意
・J&T環境、太陽光パネルリサイクル工場を稼働
・IHI原動機、新居浜北火力発電所を運開
…TGES、Honda熊本工場に太陽光発電・蓄電導入
…住友重機械、バイオマス発電設備受注
…住重、台湾から次世代陽子線治療システム初受注
…日揮HD、国産SAFで三菱地所と合意
…日揮、ヘアカラー製造工場増設PJを着工
…JFEエンジ、バッテリー交換式EVで配送実証
…川崎重工、液体水素海上輸送で関電と協業

■Procurement News
・横河電機、圧縮トレインを統合制御
・三菱電機、「DCマルチ電圧システム」を開発
・富士電機、省スペース型スイッチギア発売

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

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EnB 22表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…12月に入った途端に冬が来た。そして街はすっかりクリスマスに合わせて色づいている。最近ではハロウィンが終ると、すぐにクリスマスの飾り付けが始まるが、やはり12月に入ってから本格的なクリスマスの雰囲気となる。夕刻ともなれば、様々な場所にイルミネーションが灯る。様々な商業ビルで大きなクリスマスツリーが飾られ、多くの人がそれを写真に納めようと、足を止めるようになる。
 先日、夕刻に買い物に出かけたついでに、ある商業施設のイルミネーションを見ていこう、ということになった。そこのイルミネーションは、毎年少しずつ変わるので、今年のイルミネーションの写真を撮りたいと、楽しみにしていた。
 しかし、すぐに気づいたのが「なんだか地味だな」ということ。例年ならば、多くの色を使い、もっと艶やかにしているのだが、そういう飾り付けはほんの一部で、あとは一色だけ。電飾の数も少ないように見えて、何となくがっかりした。
 もしかしたら、電気代の高騰でイルミネーショも控えめにしているのかも知れない、と帰宅してから気がついた。今年の電気代の上がり方は激しく家計は大変だが、商業施設でも収益を圧迫する大きな要因となっているのだろう。
 電気代もさることながら、この冬の電力逼迫の懸念もある。今の所、予備率はなんとか確保出来ているが、天候によっては足りなくなり事もありうるかも知れない。政府も節電を呼びかけ、節電ポイントも付加している。家庭では、爪に火をともすように節電している。ならばいっそ、ショボいイルミネーションも辞めて、電力需給逼迫に貢献すれば良いのに、とも思う。
 その一方で電力各社が値上げ申請を行っている。電気代はさらに上がっていく見通しだ。WTI原油価格が下がっているのにも関わらず価格は上がる。節電も、さほど家計を助けてくれそうには無い。

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