EnB 20号 目次
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■EYE
地域との共生が脱炭素の基盤

■GLOBAL Business
・Schlumberger、SLBに名称変更、領域拡大へ
・ADNOCとSiemens、炭素強度認証を共同開発
…WoodとOMV、ReOil技術で独占契約
…2050年CNには100倍以上のCCS必要-McKinsey
…Mutares、Siemensのエンジン部門買収を完了

■INTERVIEW
脱炭素に向け連携・協業を推進
廃棄物リサイクルを国内外で展開
JFEエンジニアリング 大下 元 代表取締役社長

■TOPICS
NEDO、マイクロ波利用ケミカルリサイクルで実証設備

洋上風力、新ラウンドへ

■Projects News
…ADNOCとADQ、TA'ZIZで次期拡張計画
…Hail & Ghasha、近く発注先決定へ
…ACWA Power、南アでグリーン水素
…ADNOC、40億ドルの低炭素枠組み協定
…Borealis、リサイクルプラント建設へ
…CNOOCとShell、恵州市に合成基油ユニット
…Qatar、NFSでConocoPhillipsもパートナーに
…米湾岸で水素・アンモニアのコンソーシアム
…Lake Charlesでブルーメタノールプロジェクト
…DNV、韓国の洋上風力でエンジ業務受注
…Eqinor等、英ガスターミナルを水素ハブに転換
…Topsoe、カナダの再生可能ディーゼルに技術供与
…Fluor、再生可能ディーゼルでエンジ業務
…印MEIL、モンゴルの製油所のEPC受注
…KBR、西豪州の水素PJでオーナーエンジ
…Tecnimont、SonatrachからLPGプラント受注
…McDermott、圧縮空気エネルギー貯蔵を受注
…三菱重工、ダミエッタLNGでLTSA契約
…ルイジアナFLNGが遅延、来年後半に操業開始へ
…ロームとOQ、テキサスのMMAプラント着工
…Sempla、23年1QにPort Arthur LNGを実行へ
…Shell等4社、中国南部でCCUSプロジェクト
…Vopak、アンモニア貯蔵インフラ拡張を計画
…東京ガス、ベトナムガス火力でJV設立
…鹿島港洋上風力で環境影響評価準備書
…MHIEC、尾張北部ごみ処理施設を落札
…揖龍保健衛生組合、八千代エンジを選定
…あぶくまCC再整備事業で公募プロポ
…伊勢環境組合、今月にも入札公告へ

■NEWS Flash
・千代化、水素サプライチェーンでPreFEED
・JFEエンジ、マレーシアの接着剤プラント増強工事受注
・JBIC、シンガポール/豪州と脱炭素で協業
・日揮、LNG冷熱でCO2分離回収
・MHIENG、ArcelorMittal等と製鉄でのCO2回収で協業へ
・IHI、アンモニアのCO2排出を可視化へ
…MODEC、ガイアナ向けFPSOで基本設計業務
…日立造船、中国で廃棄物からバイオエタノール
…三菱重工、インドネシア3件のFSで合意
…IHI~JERA、燃料アンモニアを検討
…川崎車両、NY向け地下鉄車輌を追加受注へ
…JFEエンジ等、グリーン水素で調査事業
…川重、国内初のVEGAボイラ納入
…水ing、佐野浄水場膜ろ過設備更新工事を受注

■Procurement News
・アズビル、高精度、高速応答のデジタル指示調節計
・日機装、パワー半導体向けシンタリング装置
・東芝エネルギー、タービン発電機用検査ロボット

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■データファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 20表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…しばらく前から、SNSで頻繁にAIが作成した絵がアップされているのを見るようになった。スマートフォンでも複数の画像生成AIアプリが登場しており、一部では「テクノロジー分野で今年最も注目されたテーマのひとつ」という声も出てきているようだ。
 画像生成AIは、何かしらのキーワードを入力すると、自動的に画像を作り上げるサービスである。これまでSNS上では「絵師」と呼ばれる人達が、腕を競って自ら描いた画像をアップすることが多かったが、今やそれにとって変わろうという勢いである。
 これによって作成される画像の数は、最近では毎日100万件を超えている、と言われる。絵というのは、人の創造力を示すことのできる、最も身近な表現方法である。それがAIによって簡単に作成されてしまうようになった。「パンドラの箱が開かれた」という有識者も居るらしい。
 と言うわけで、ちょっと好奇心から画像生成AIを試してみた。いきなりアプリをダウンロードするのも何なので、ブラウザで直ぐに試せるものを探してみたら、英国のスタートアップ企業が開発した「Stable Diffusion Demo」というサイトがあった。ここは登録も必要なく、オープンに画像生成AIを試すことができる。サイトに入るとすぐに、キーワードを入力する部分が示される。そこに入力すればかってに画像を生成してくれるので、早速いくつか試してみた。
 が、なかなかうまく行かない。画像はその都度生成してくれるのだが、酷いものばかりで困惑する。いくつかワードを変えて試してみる。あるいは同じワードで複数回試して見る。試行錯誤を繰り返して、やっと何とか見られる画像が生成された。入力したワードは「Cat Panda」。パンダ模様のネコの納得できる画像を何とか作成できたのだが、それでも如何せんブサイクなネコとなってしまった。SNSでも「こんな絵になってしまいました」という投稿は多い。AIにマトモな絵を描かせるには、如何にワードを与えるか、如何に辛抱強く何度も生成させるかという苦労が必要なようだ。
 ただAIというのは、学習機会を与え続ければ進化する。すぐにマトモな絵が出てくるようになるのに、そう時間はかからないかも知れない。

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