EnB 20号 目次
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■EYE
洋上風力への「風当たり」

■REPORT
本格導入が始まったAWP
普及組織も立ち上げへ

■TOPICS
次世代燃料船開発が一斉開始
世界市場での先行狙う

■GLOBAL Business
・Siemens、水力発電から撤退
・McDermott、Shellと脱炭素建設でMOU
・Equinor、浮体式洋上風力コンセプト開発へ
…米三菱、DT Midstreamと水素PJ開発へ
…Honeywell、日揮/コスモのSAFに技術供与
…TechnipFMCとSaipem、SURFで提携

■Projects News
…SABIC、英施設で脱炭素に10億ポンド
…EWEC、Shuweihat S4 IWPPでEOI
…ADNOC、PPP水処理スキームでPQ
…サウジAmaalaユーティリティで入札告知
…AcwaPower、Jizanガス化でFC
…DEWA、グリーン水素戦略策定でコンサル入札
…サウジSPPC、Taibaガス火力でEOI
…Woodside、H2Perth水素・アンモニアPJを推進
…Rosatom、ヤクートにSMR建設へ
…Petronas、PengerangのLNGタンクでEOI
…Axens、Ras LaffanのTEGに技術供与
…ベトナム Bac Lieu LNG
…ExxonMobil、LaBargeのCCS拡張で入札へ
…ExxonMobil、PeraminaとCCSでMOU
…Woodside、CCSでスタディ開始へ
…SantosとBeach Energy、CCSでFID
…斗山重工とKOPSO、水素発電PJを実施へ
…サウジアラビア、Jafrahのガスでブルー水素
…IOC、Panipatに無水マレイン酸
…Lummus等、GAILからPP拡大プロジェクト受注
…Worley、ShellからバイオFuelプラント
…John Wood、再生可能ディーゼル拡張を受注
…エジプトとエチオピアで硫酸プラント
…Maire Tecnimont、Ryazanの水素化分解装置受注
…青森西北沖洋上風力、環境評価方法書提出
…四国電力など、坂出でバイオマス発電
…東邦ガス等、豊田市でバイオマス発電検討
…山梨西部広域、ごみ処理施設で環境影響評価書
…西宮市、ごみ処理施設を集約
…伊勢広域環境組合、基本計画策定へ

■NEWS Flash
・日揮、中外医薬から原薬製造プロジェクト受注
・日立エナジー、スコットランドでEconiQを受注
・ENEOSと千代化、豪州でグリーン水素
・JFEエンジ等、国内最大のバイオマス発電を事業化
・日揮HD、廃プラ油化でケミカルリサイクル
・日揮HDと横河、建設作業者の行動特性可視化で実証
…東電PG、英洋上風力送電事業で優先権
…三菱重工、バイオ技術のCO2利用企業に出資
…三菱重工、ムアラカラン火力発電所運転開始
…三菱重工、ドイツに「TOMONI HUB」
…Inova、スウェーデンでバイオガス設備を竣工
…月島機械、埼玉県の消化ガス発電事業を開始
…東芝プラント、本社・事業部を移転
…神戸製鋼、神鋼環境を完全子会社化

■FORUM
特別集中連載
ユガナンダンの外国籍エンジニア活用講座(最終回)

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 20表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…都内では交通網が充実している。鉄道ではJRや私鉄各社、営団地下鉄、都営地下鉄など複数の路線があり、例えば弊社事務所から徒歩15分圏内でJR山手線、中央線、総武線、営団地下鉄丸ノ内線、千代田線、銀座線、都営地下鉄三田線、大江戸線が使える。これに、都バスも複数路線走っているので、まあほとんど不便はない。
 さらに最近、文京区が運営するコミュニティバス路線が拡充された。最近、あちこちの自治体がこぞって導入しているやつである。利益重視ではないので、乗車料金100円でどこまでも乗れるとあって、特に目的地もなく、ただコミュニティバスに乗って区内を周っているだけのお年寄りの利用者もいる。
 営業路線としては、あまり採算の取れないコースだが、利用者としては重宝する。坂の多い文京区では、坂の上と下を結ぶバス路線は限られていて、電車もうまくつながらない場所が多い。そこをうまくつながるような路線となっており、結構使わせてもらっている。
 そこで気づいたのだが、コミュニティバスというのはどこもだいたい同じ形である。気になってメーカーを検索してみると、出てくるのは「日野ポンチョ」という車である。これはジェイ・バスという会社が製造しトヨタグループの日野自動車が販売しているもの。車名の由来は「ポンと乗ってチョこっと行く」という。「乗り降りのしやすい低床」と、タイヤを車両の四隅に配置することで実現した客室フロア全体の80%以上を占める「クラス最大のフルフラットフロアスペース」が特長で、コミュニティバスのスタンダードになっているようだ。もともとミニバスなのだが、さらに小さいモデルもあるほか、電気自動車仕様もある。コミュニティバス導入が流行っている今、隠れたヒット商品かもしれない。

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