EnB 19号 目次
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■EYE
脱炭素のお金の話

■TOPICS
洋上風力-参入拡大の一方、新たな障壁も

ENEOS、JRE高額買収の背景

日立造船、ごみ焼却で高度制御達成

■GLOBAL Business
・TechnipFMC、CCSでTalosEnergyと提携
・三菱重工、EPEとクリーンエネルギーを共同開発
…印L&T、カーボンニュートラルに投資
…PTTGC、カーボンニュートラルに220億ドル
…Elliott、極低温ポンプ試験施設を完成
…Technipとテュフ、PMサービスで提携
…CLG、バイオマスからSAF製造技術

■Projects News
…サウジSWPC、IWTPでEOI要請
…Repdo、NREP第3ラウンドでショートリスト
…サウジJubai 3B独立造水事業者はEnige
…Worley、Ras Tanura製油所残油改質を受注
…丸紅等、オマーンでグリーン水素PJを開発
…オマーン、Manah太陽光の入札は来年初頭へ
…KBR、オマーンのグリーンアンモニアに技術供与
…KBR、韓ハンファに硝酸技術供与
…豊田通商~Engie等、エジプトのIPP風力を獲得
…Assuit製油所に常圧蒸留施設建設へ
…エジプトでグリーン水素アンモニアプロジェクト
…Bechtel等、豪~シンガポール電力PJを受注
…Evonic、東南アジアでメチラートプラント
…ウズベキスタン風力計画でTA任命
…Air Products、45億ドルでブルー水素施設
…アラスカLNG、アジアの環境に貢献と声明
…DOW、カナダでカーボンニュートラル エチレン
…カナダでGTL計画
…出光、ベトナムにブラックペレットプラント
…Aker、バレンツ海のFPSOでFEED
…ExxonMobil、石油・ガスプロジェクト中止を検討
…ExxonMobil、Baytownにリサイクルプラント
…Lukoil、Stavropol石化コンプレックスを増強
…Huawei、サウジ紅海開発でBESS受注
…石油資源開発、下関でバイオマス発電
…広島市、南工場建替・運営で入札公告
…鯖江広域、入札公告
…由利本荘市、新ごみ処理整備計画策定業務で公募
…会津若松広域、新焼却炉整備管理業務で公募
…上田広域連合、事業者選定は2025年度

■NEWS Flash
・丸紅、サウジでコージェネ・造水契約
・MidrexとPrimetals、世界最大のHBIプラント受注
・三菱重工、豪州向けGT2基を受注
・豊通~横河、セネガルから配水管監視システム
・日鉄エンジ、川口市戸塚環境センターを受注
・三菱重工、タイのGTCCを運転開始
…日立製作所、LISAと980億円の鉄道メンテ契約
…IHI、マレーシアのアンモニア混焼等で調査
…千代田化工、AWPソリューションを共同開発
…MHIENG、ノルウェーのCO2回収実証を完了
…JFEエンジ、川崎市の汚泥処理施設更新工事受注
…東芝インフラ、大阪の工業用水道運営事業契約
…メタウォーター、資源物処理施設工事受注
…水ingエンジ、汚泥乾燥機等更新工事受注

■PROCUEMENT NEWS
・IDEC、本質安全防爆の無線振動センサ「ES3M 形」
・アムニモ、エッジゲートウェイ(屋外版) AG20
・アズビル、スマートHARTモデム 形AZ-1SHM

■FORUM
特別集中連載
ユガナンダンの外国籍エンジニア活用講座(第5回)

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 19表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…女性の名前に対して「女史」とつけることについて、「差別的ではないか」ということで、ちょっとした波紋を呼んでいる。「女史」は相手に敬意を表してつけているので、決して差別的ではない、という意見があって、またぞろ「言葉狩りだ」と吹き上がっている人たちがツィッターで騒いでいるのだ。
 結論から言うと「女史」は性差別の典型として、メディアなどではあまり使われなくなってきており、相手が女性であろうが男性であろうが「氏」で統一するのが、ほとんど常識となっている。だがそれに追いつけない人々も多い。
 そもそも相手に敬意を表するのに、どうして性別をことさら強調しなければならないのか、そこに明確な理由はない。むしろ「女史」の使用について「男性を標準とし、女性を例外、下位、特殊とし、対語のない女性差別表現の一つ」と論理的に説明されている。
 つまり、「女史」に対して「男史」という言葉が並列して日常的に使用されていれば特に問題はないのかもしれないが、そんな現実はどこにもない。男性社会のなかで「女性としては地位が高い」程度の意味なので、その底辺には性差別が脈々と流れているといって間違いはない。
 これと同じように最近では、「美白」という言葉も避けられるようになっている。肌が白い=美しいという既成概念は、様々な肌の色の人々が共に暮らす社会のなかでは、一つの偏見として位置づけられつつある。
 時代や環境、権利意識が変わると、言葉も自ずと変化していくものである。それに対して意固地になっていては、やがて時代の変化に追いつけず、自らをただの差別や偏見の領域に追いやってしまうだけである。

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