○…つい先日のこと「電気自動車(EV)1台に使われる電池はスマホ1万台分といわれ、洋上風力の大型蓄電設備はEV数万台分の電池が必要とされる」という記述が正しいかどうか質問された。正直、そこまで詳しくはないのだが「おおよそ大きくズレてはいないようです」と返事したのだが、気になったのはスマートフォンのバッテリー容量。スマホではmAh(ミリアンペア時)で表現され、Wh(ワット時)で表現されることを見たことがない。例えば、通常は3,000mAh程度だが、4,000~5,000mAhと数字が大きいとバッテリーの持ちが良いというように判断される。しかし、飛行機内に持ち込みできるバッテリー容量はWhで記載されており、殆どの場合160Whを超えるスマートフォンやモバイルバッテリーは機内持ち込みができないとされているらしい。これは知らなかった。
で、自分のスマートフォンがどの程度の容量(Wh)なのかを知りたいと思い、仕様を確かめると3,000mAhとなっていたが電圧がわからない。そこで気がついたのだが、スマートフォンを選ぶ場合、バッテリーの持ちは気になる指標でありながら、電圧がわからない以上、単純に機種間で比較ができないということではないか。
ところが色々と検索しているなかで、一つの記述を発見した。「多くの場合は3.7V」というのだ。これで計算してみると我がスマホのバッテリーは11.1Whということになった(合ってる?)。
既にこの動画以前から、Netflixのドキュメンタリー番組にもオリジナル曲を作って、出演も果たしている。またメジャーの音楽事務所との契約まで果たし、まさに今大注目のバンドとなった。
これで冒頭の比較を改めて考えると、EVが50~70KWhとすると、我がスマホ約4,500~6,300台程度の容量となり、EV1台=スマホ1万台はやや誇張表現になるかもしれないが、まあいいや。
だがちょっと困ったことではある。全てのモバイルバッテリーが3.7Vで統一されていれば良いのだが、必ずしもそうは限らない。通常、機能が同じであればmAhの大きいほうが価格は高くなる。だが電圧が異なる場合、実際に使用できる時間がmAh表示と異なってしまう。やっぱり電圧も書いといて欲しい。
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