EnB 05号 目次
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■EYE
よくある再エネ批判

■REPORT
裾野拡がる洋上風力
関連技術・サービスが拡大

■INTERVIEW
グローバルでEPCをサポートする
製品からトレーニングまでパッケージ提供
スウェージロック APAC副社長 Steve Sparkes氏

■GLOBAL Business
・GEとSiemens、機密情報巡り係争中
・Kentech、SNC Lavalinの石油ガス事業を買収
・Macquarie、LNGプラットフォーム立ち上げ
…Autodesk、水インフラ企業を買収へ
…ADNOCとGSエナジー、水素経済で合意

■TOPICS
産総研、大気CO2からメタン直接合成

伊藤忠、水素チェーン構築へ

■Project News
…ADNOC、水処理・輸送PJでEOI要請
…Wison、ShaybahのNGL回収設備でEPC受注
…印NRL、ガソリン製造でAxensを選択
…Borealis、PO工場でCO2削減投資
…Chevron、カリフォルニアに炭素回収設備
…サウジの大規模IPPで独Fichtnerが技術顧問
…Topsoe、500MWの大規模SOECプラントを建設
…Honeywell、ブルネイ石化拡張PJにUOP技術供与
…印IOC、Panipat石油・石化拡張を承認
…イラク、7件のソーラーPJを計画
…Al-Dhafraごみ焼却発電計画に80社以上がEOI
…モロッコで400MWソーラー発電のPQ実施へ
…ウズベキスタンの太陽光でPQ実施
…オマーン、IWPでコンサル入札
…SC&T、インドネシアTuban向けに技術供与
…カタール、Facility E IWPPの価格提出期間延期
…QP、NFS計画の詳細を年内にも公表へ
…SamsungC&T、カタールLNG貯蔵設備受注
…Reliance〜JERA、バングラのGTCCで融資契約
…独ローム等、米でMMAプラント計画
…米Saulsbury、極低温ガス処理施設のEPC受注
…TR、トルコのPTAプラント受注
…Total、オマーンで電動LNGを検討
…JCRファーマ、コロナワクチン原液工場建設
…宇佐・高田・国東広域、落札者を決定
…松戸市、新焼却施設で広域化を検討
…中播北部、ごみ処理基本計画で内外テクノス
…兵庫県多可町、廃棄物処理で市場調査実施へ

■NEWS Flash
・住商、タウハラ地熱発電所EPCを受注
・PrimetalsとMidrex、HBIプラント受注
・日立造船、南薩地区のごみ焼却発電設備受注
・日揮、次世代情報通信基盤構想に参画
・NEDO、ウズベキスタンでコージェネ実証
・MHIENG、ノルウェーでCO2回収実証試験
・三菱パワー、世界初アンモニア焚GTシステム開発へ
・日鉄エンジ、君津で地産地消電力供給へ
・JFEエンジ、シャフト炉のバイオコークス実証に着手
…Primetals、製鉄PJ相次ぎ受注
…日揮、三重県で大規模太陽光受注
…日鉄エンジ、室蘭製鉄所転炉更新工事を完了
…JFEエンジ等、ガス・上下水道事業で優先権
…メタウォーター、荒尾市水道事業包括委託契約
…IHIインフラ、インドの高速鉄道工事を受注
…横浜の水素FC船実証事業で協定締結
…三菱電機、産業メカトロニクス製作所を設立

■PROCUEMENT NEWS
・木村化工機、省エネ型ヒートポンプ式低温蒸発装置
・横河計測、「IS8000」を発売
・テイエルブイ、過流量計EF200-Cシリーズ

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 04表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…公務員倫理が問題になっている。公務員が倫理規定に背くことは、行政の信頼性を失わせる。単に信頼が揺らぐだけならばまだしも、それは公益を失い、一般市民の生活そのものを脅かす可能性がある。公共部門が倫理を守ることは、我々の生活を守るということだ。
 倫理問題を問うと、「聖人で無ければいけないのか」と理屈の通らない批判をする人がいる。倫理を求めることが、すなわち聖人を求めるということに短絡的に繋げてしままっているのだ。
 しかし誰も、お役人に聖人になれとは言っているわけではない。公益に携わる人に倫理を守れと言っているだけなのだ。例えば、一般企業で働く人間でも、それぞれに倫理が必要で、皆それにできるだけ背くことなく業務を遂行しようとしている。それが企業への信頼や、社会の安全に繋がっていくので、倫理を守ることは、利益にも繋がっていく。それを公的部門に求めることは。そんなにハードルの高いことだろうか?
 レンタカー屋にも客が並ぶ。途中の大通りは車の大渋滞。タクシーももう拾えない中、2時間以上歩いてやっと帰宅できた。後日、夜通し歩いて帰った人やタクシーで何万円もかかってしまった人の話を聞いて、自分はまだ良い方だったと感じた。
 最大の問題は、その倫理違反に対しての懲罰がどうも軽いのではないかということ。政権に忖度した場合の倫理違反は懲罰に問われず、自ら身を引けばそれでお咎め無し。その一方で、上司にから倫理違反行為を強要され、それを苦にして自殺してしまった公務員もいる。より倫理感の強い人間が公的部門から居なくなり、そうでも無い人が残っていく。これで公共部門の倫理が本当に守られていくのか?これほど倫理が軽んじられる状況が、これまでこの国にあったか?この国の人々の将来がこれほど不安になったことは今までなかった。

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