EnB 21号 目次
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■EYE
変化は速い

■REPORT
コロナ、脱炭素で事業シフト加速へ
プラント業界の2020年度9月期決算概況

■GLOBAL Business
・世界でグリーン水素が活発化
…石炭火力からの撤退が続く
…SiemensとLinde、石化の脱炭素化で提携

■TOPICS
システム“輸出”から“海外展開”へ−インフラ海外展開懇談会とりまとめ

■Projects News
…JGCガルフなど8社、Aramcoの改良計画でLTA
…Acwa Power、紅海開発PPPを獲得
…ADNOCとADQ、Ruwais化学PJに50億ドル超投資
…DowとAl-Hejailan、サウジでPAA等でJV
…アンゴラでCabinda製油所のFID
…Woodside、Scarborough LNGを推進
…Bloom EnergyとSK建設、水素SOFCを受注
…Calcasieu Pass LNG、2系列が完成
…CNOOC、江蘇省塩城市にLNGタンク6基増設へ
…サウジアラビア、Taif STPで資金調達完了
…Costa Azul LNGがFID、Technipが受注
…豪州でグリーンアンモニア計画
…GE、クウェートの変電所で長期保守サービス
…W.R. Grace、PRPPにUnipol PPライセンス
…McDermott、Ichthys LNG昇圧設備のFEED受注
…McDermott、Ust-LugaのBCPで契約
…Lummus、中国石化PJにライセンス
…Oil Search、アラスカPikka石油PJで来年FIDへ
…パプアLNG、FIDは2023年か?
…韓国JV、オマーンIWPの事業者に
…PTTGC、オハイオの石化計画を前進へ
…セイロン石油、製油所拡大へ
…Venture Global、LNGのFIDを来年に延期
…宇佐・高田・国東広域、入札不調
…枚方京田辺環境施設組合、実施方針公表
…日田市、新ごみ処理施設用地を選定

■NEWS Flash
・ハノイ北部スマートシティで日本コンソーシアム
・Primetals、製鉄設備改良を連続受注
・JFEエンジ、世界最大級の廃棄物発電プラント受注
・IHI、インドネシアで発電ボイラ改修工事受注
・日揮など層流混合装置開発、医薬品製造連続化へ
・川崎重工、効率51%の新型ガスエンジン受注
…伊藤忠、Jubailで廃棄物処理事業
…三井物産、インドDFC西回廊向け保線機器受注 
…清水建設、フィリピンでバイパス建設PJ
…日立造船、ごみ発電で公共ゼロカーボン化
…米NAC、核燃料最終処分企業に出資
…三菱電機、無線列車制御サプライヤー資格
…三菱重工エンジ「脱炭素事業推進室」を新設

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 21表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…もう2年ほど以前になるが、ある日、右腕に力が入らなくなった。近くの整形外科に行って、診察してもらったのだが、そこの医師はちょっと腕を触った後、腕を曲げて「力を入れてみて」と言った。できるだけ力を入れてみてから、リハビリをしようということになった。
 リハビリの内容は電気治療である。両肩と背中にまず10分間、電気を流す。筋肉がピクピクすると同時に、暖めてくれるので、筋肉がじんわりと暖まる。続いて別の治療機器で、右側の首筋から肩、腕にかけて電気を流す。これは針治療の電気版のようなものだ、と説明され、解ったような解らないような状態で治療を受ける。こちらは電極を付ける場所が少しズレると、効き目が変わるので、自分で場所を把握して、そこにつけて貰うようにしていた。ツボにあたって、電気も強めに流して貰うと、とても気持ちよい。稼働中に音楽が流れるので、10分もするとウトウトする。丁度、眠りかけのところで、いつも終了するので、ちょっと残念だった。
 これをずっと続けたことで、腕の状況も大分良くなったところで、あるものの存在を知ったのである。
 「エルゴノミクスマウス」である。人間工学に基づいた設計のもので、通常のマウスに比べて腕への負担が少ない、という。早速一つ買ってみて試してみた。マウスを握る角度が普通と異なるので、ちょっと慣れは必要だが、使ってみると、腕の疲労感が確かに少ない。ほんの数週間使ったところで、整形外科のリハビリが必要なくなってしまった。 この数年間のリハビリは何だったのか、もっと早くエルゴノミクスマウスに替えていれば、と後悔した。工学って素晴らしい。
 医師にマウスを替えたら楽になったと報告をすると、多少喰い気味に「どんなマウス?」と。似たような悩みを持っているのかも知れない。

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