EnB 18号 目次
詳細 のマークがついているものは記事の内容がご覧になれます。

 

■EYE
デジタルと環境で付加価値を

■REPORT
千代田化工のデジタル事業戦略


日揮グループ、サステナビリティ事業を強化

■GLOBAL Business
・Fluor、損失17億ドル/脱lump-sumへ
・GEWC、2030年に世界の洋上風力は8倍に
…露InterRAO、GEとガスタービン製造合弁

■TOPICS
脱炭素化へ向けて要求拡大-エネ庁概算要求

■Projects News
…ベトナムでLNG火力を承認
…ブンアン第2石炭火力、商事出資へ
…比バタンガスLNG、FSRUで認可
…トクヤマ、台湾にIPAプラント
…EGAT等、ベトナムで石炭火力
…台湾CTCI、台中LNG再気化設備を受注
…イベルドローラ、日本で洋上風力開発へ
…Petrofac、豪州の水素PJでFEED業務受注
…AkzoNobel、台湾で粉体塗装工場
…Thyssenkrupp、中国でPLAプラント受注
…TechnipFMC、Shellのエチレン近代化PJ受注
…Pertamina、バイオ燃料でHoneywell UOPを選定
…ノルウェーが世界最大の浮体式洋上風力に着工
…Baker Hughes、カタールに冷媒コンプレッサ
…Lummus、Duqm石化PJにライセンス
…Lummus、ウズベキスタンのエチレン増産で技術
…Bechtel、Goldboro LNGで契約
…ベトナム、電力で1,300億ドル超必要
…PTT、米石化でRangeとエタン供給契約
…Kahramaa、Facility Eでエバ中
…アブダビの廃棄物発電でアドバイザー選定
…四街道市、発注支援でエックス都市研
…徳島市、広域ごみ施設計画を中断
…タクマ、西知多ごみ処理施設を受注
…沖縄電力、エネルギーセンター建設へ
…積水メディカル、岩手工場に医薬中間体

■NEWS Flash
・住化、千葉のGTコージェネ年度内に発注へ
・三菱パワー、タイ向けGTCC発電設備受注
・日鉄エンジ、ごみ焼却炉工事相次ぎ受注
・JFEエンジ、ごみ処理DBO2件受注
・IEEJ、サウジからブルーアンモニア輸送
・19年度コージェネ導入量25万kWに
…日立造船、中国で環境設備受注
…三菱パワー、大岳地熱更新工事を完了
…川崎重工、舞鶴発電所でCO2回収試験へ
…JFEエンジ、オランダのガス焚ボイラを竣工
…東レエンジ、核酸医薬企業に出資
…栗田工業、UAEの水処理薬品会社と株式譲渡契約
…東芝エネルギー、分散電源制御で米社と検討へ
…NEDO、ポーランド最大の蓄電池システム

■PROCUEMENT NEWS
・シュナイダーエレクトリック、UPSを発売
・日立ABBPG、変圧器をデジタル化
・川田工業、建設現場用・「アバターシステム」開発へ

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 18表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…今年のノーベル物理学賞に、ブラックホール研究者3名が決定した。SF好きとしては、ブラックホールと聞いて、思わず高揚としてしまうものがある。
 アインシュタインの一般相対性理論から、ブラックホールが生じることを示した英オックスフォード大学のペンローズ名誉教授と、天の川銀河中心部の巨大ブラックホールの存在を、長きに亘る観測から明らかにした独マックス・プランク地球外物理学研究所のゲンツェル教授とカリフォルニア大学ゲズ教授の3名だ。
 ブラックホールと言えば、光すら脱出出来ないほどの強烈な重力を持った天体ということで、目に見ることはできない。それだけではなく他の天体と大きく異なるのが「特異点」を持つということ。重力が無限大となり、そこは通常の時空間の物理法則も通用しなくなる。となると異次元への扉とも言えるかも知れない。
 特異点とか異次元と言う言葉はSFやアニメで良く使われている。ブラックホール自体もSFにはなくてはならない存在で、よく登場する。何の作品だったか覚えていないが、発見された壊れた宇宙船を調べると、金属からプラスチックへの傾斜材が使われており、それはブラックホールの事象の地平線を越えるためのもので有った、という話があった。(この作品で初めて傾斜材というものを知った)。また筒井康隆の作品のなかで「ブラックホールかけご飯」というものが出てきて笑ったことがある。食べる前に飲み込まれそうだが、地球上で極小型ブラックホールが生成された、あるいは生成される可能性があるとする論もあるという。実際には確認されていないが、びっくりしたものだ。
 ブラックホールは、別宇宙へ繋がっている、という作品も多い。いつまで経っても興味が尽きない存在だ。

最新号目次へ

Copyright (C) 2002 ENGINEERING JOURNAL CO,.LTD. All Rights Reserved.