EnB 13号 目次
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■EYE
高まる“脱炭素”の重要性

■REPORT
米CII、AWPでMIMOSAと連携
データハンドオーバー標準の最近の動向

■GLOBAL Business
・KBR、米LNGのターンキー契約を拒否
・MAN Energy、リストラ実施へ
…Elliott、米Packaging Solutionsを閉鎖
…GEとUniper、脱炭素プログラム開始

■TOPICS
NEXI、今期支払最大1000億円に

石炭火力輸出を厳格化-インフラシステム輸出戦略を改定

■Projects News
…ADNOCとAD Power、高圧海中送電で入札
…ADNOCとADQ、RuwaisのPJで合弁
…TOYOマレーシア、BCHIプロジェクト受注
…Air Liquid、ロシアの製鉄所でASUなど
…Air Liquid、米でもASU
…ACWAパワーとAPCI、水素アンモニアプラント
…McDermott、ナイジェリアの製油所でEP
…BPGIC、Fujairah F3でFEEDステージへ
…BPCL、Kochi製油所石油コークスガス化でFS
…斗山重工、Fujairahの発電設備を受注
…DEWA、Hassyanポンプ場で入札へ
…エジプト、5年で47の淡水化プラント開発
…TechnipFMC、エジプトで製油所施設受注
…Lake Charles LNG、EPC入札エバ中
…Fluor、CCSプロジェクトでFEED
…加CBH、オマーンで低硫黄製油所建設計画
…クウェート、Al-Dibdibah太陽光の入札キャンセル
…オマーンOPWP、Manah1〜2太陽光IPPでRFP
…Petrobras、FPSO入札を開始へ
…PTTGC、オハイオ石化PJ推進を表明
…サウジRas al-Khair民営化で37のEOI
…Aramco、Jafurah ISPP入札を再延期
…JBIC等、バングラLNG火力に融資へ
…印PGN、LNGハブ新設へ
…三田市、新ごみ処理基本計画査定で入札公告
…大阪広域、鶴見工場基本計画で中日本建設
…新潟県五泉地域、入札公告
…彦根愛知犬神広域、中継基地で入札
…JFEエンジ、若狭広域組合ごみ処理正式受注

■NEWS Flash
・日立ABB、インドで鉄道向け変圧器受注
・洋上風力官民協議会がスタート
・川崎重工など、世界初のドライ低NOX水素GTに成功
・NEDO、カーボンリサイクル関連技術開発に着手
・神戸製鋼、低炭素製鉄ソリューションで共同検討
・日鉄エンジ、日之出水道機器佐賀工場に着工
・JBIC/NEXIがモザンビークLNGを支援
・CCR研究会船舶カーボンリサイクルWGが発足
・信州ウッドパワーが発電開始
・日鉄エンジ、茨木市から基幹的設備改良工事受注
…JFEエンジ、食品リサイクル・発電施設建設へ
…日立造船、固体高分子型水電解槽を受注
…加地テック、地域経済牽引事業計画承認
…アズビル、大連に新工場建設
…Primetals、東京製鐵の連続酸洗設備更新を受注
…大林組、地熱・水素製造実証プラントに着工

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

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EnB 13表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…東洋経済オンラインで、「日本の中高生だけが柔道で亡くなる驚きの実態」という記事が載っていた。日本では1983年度から現在まで、中学校・高校の学校内における柔道事故によって、121人の生徒が亡くなっているという。亡くなっているだけではなく、柔道の技を受けて重い脳障害が残った事例や、何年間も意識不明のまま寝たきりとなっている事例もある。昨年でも、急性硬膜下出血などの重大事故や、死亡事故が発生している。
 これだけでも問題だが、驚きは被害者家族の海外調査の結果、こうした事故が起こるのは日本だけだったということ。日本よりも柔道人口の多いフランスでも重大事故や死亡者はゼロ。他の国でもそうした事故は報告されていなかった。この結果を文部科学省に伝えても「そんなはずはない」と信じて貰えなかったという。だがその後文科省が行った調査でも結果は同じだった。
 何故か。「他国には柔道を安全に指導するための施策が構築されている」。安全に指導できるコーチの育成が確立されているのに対して日本では「一部の指導者に安全に対する配慮が足らないのではないか」という声が柔道界からも聞かれる。既に全柔連はこの問題に対して取り組みを始めているが、まだ現場には行きわたっていないのが実情だそうだ。また、柔道は危険だという意識があるため、学校の指導者が柔道を避ける傾向があり、結果的に日本の柔道人口は減少の一途だという。
 別の話題で、コロナによる自粛で高校野球の選手たちは「練習が減ったら球速がアップした」。スケジュールに余裕ができ、自宅で自分達で練習したことが奏功した。「野球の障害は圧倒的にオーバーユースによることが多いので、練習が減ったことの影響は大きい」という。
 指導者の役割というものをもう一度、考え直すべきだろう。

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