EnB 8号 目次
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■EYE
エンジのニューノーマル

■REPORT
アジア大洋州において電解プラントEPCを拡充するtkUCE
大規模水素製造でも技術は確立

データ相互運用は全産業へ向かう-CFIHOS、ISO 18101の最近の動き

加速する「脱石炭火力」

■GLOBAL Business
・SiemensとUniper、脱炭素化で協力
・米DOE、GT超高温材料を開発へ
…COVID-19の影響続く
…TechnipFMC、酵素リサイクルプロセス実証へ
…DNV GL、セメント工場のCO2削減

■TOPICS
世界初の国際水素チェーン、千代田等の脱水素化が開始

主力電源化へ、新エネ拡充を-新エネ財団

■Projects News
…Aramco、Jafurah ISPPで入札延期
…Jubail 3B IWP、入札延期
…カタール、Facility E IWPPで入札延期
…ADNOC、Dalmaガス開発契約をキャンセル
…AGC、スペインの合成医薬品を増強へ
…サウジQiddiyaのPPPが入札延期
…BPGIC、Fujairahターミナルを拡張へ
…Goldboro LNG、FIDを延期
…Energy Transfer、Lake Charles LNGを引き継ぎ
…サウジRepdo、Fasiliyah太陽光で最終オファー
…MUFG、Pacific Coast LNGでFA
…Saipem、エジプトでポリブタジエンプラント
…Thai Oil、CFPでHaldor Topsoeと契約
…ADPower、Al Dhafra太陽光で入札実施
…エジプト、廃棄物発電でEOI募集
…Tecnimont、Amur石化コンプレックス受注
…三井化学、アペルの生産能力増強へ
…七尾市ごみ処理施設整備・運営事業
…JFEエンジ、山辺・県北西部組合から受注
…鶴見工場の建替で6月入札へ
…五泉地域衛生施設組合、6月に特定事業選定へ

■NEWS Flash
・日本勢がゼダウジ水力を受注
・MHPS、中国、台湾でタービン受注
・清水建設、フィリピンで連続受注
・豊田通商等、イラクの変電所建設工事を受注
・TPS、丸善石化からプロプレン精留設備
・川重、デュアル燃料ディーゼル発電受注
・三井住友建設、バングラで鉄道橋を受注
・九州電力、ケニアの地熱発電所にIoT技術導入へ
・MHPS、J形GTで累計100万時間
・TOYO、ドローン点検会社に出資
・千代化、再建進捗も受注大幅減少
・RITE等、CO2の炭酸塩固定化へ
・日鉄エンジ、北九州SDGs未来年アワード受賞
…日鉄エンジ、増益達成
…タクマ、兵庫県でごみ発電設備受注
…メタウォーター、下水汚泥処理長寿命化を受注
…三菱重工、ジャカルタに現法設立
…日立製作、エネルギーセクターで会社再編
…住商、サブサハラのミニグリッド事業会社に出資
…MHPS、「三菱パワー」に社名変更へ
…IHI、石炭灰閉塞の異常予兆検知を実証

■PROCUEMENT NEWS
・Primetals、高炉向け新型銅ステーブ
・加地テック、PET成形用コンプを改良
・富士電機、鋳物向け新型誘導炉

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

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EnB 8号 表紙

 

EDITORAL

 

●編集後記

○…いくつかウェブセミナーに参加してみた。ウェブ取材もやってみたのだが、やはり感じたのは「情報が少ない」ということ。
 人間というのは、直接対面して話をすることで、とても多くの情報を交わしているのだ、ということを改めて感じた。言語学の世界では常識ではあるけれども、ヒトは言葉を交わしているのではなく、感情や概念を言葉に乗せて交わしている訳だ
(学生時代に一時夢中になった、ラング、ランガージュ、パロールといったソシュールの記号論の世界の話が懐かしい)。
 要はヒトのコミュニケーションは、言葉の表層だけではないということなのだが、ネットを通してしまうと、どうしても言葉の表層そのものに偏重してしまう。瞬間瞬間の相手の表情や語調からの情報がほぼ遮断されている。
 ネットでのコミュニケーションに慣れていないと言うこともあるかも知れないが、実に不自由であり、若干のタイムラグもあったり、通信が不安定になったりということもあって、ウエブでのコミュニケーションはとても疲労感が高い。対面であれば1時間半も話しても大丈夫なものが、45分を過ぎると苦しくなってくる。そして、情報量への満足度も低い。
 新型コロナが治まった後には、ヒトのコミュニケーションはウェブ中心へと変化していく、という主張もあるのだが、情報量への渇望がこれほど大きいと、どうしても信じられない。ウェブはオルタナティなコミュニケーション手段であり続けるだろう。もっとも5Gが一般的になると替わるかもしれないが、リアルに勝るコミュニケーションは当面、実現しないのではないだろうか。

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