○…長年花粉症に悩まされているので、年末にはシーズン通して使えるよう、マスクを準備している。そのため、今回のマスク不足については、特に慌てることもなく、いつも通りマスクを使っていられる。しかし困ったのはトイレットペーパーだ。「生産は殆どが国内で足りなくなる事はありません」といくら言われても、近所のスーパーの店頭には、いつまで経っても並ばない。買い物に行くたびに、カラッポの陳列棚ばかり見せられていては、不安になるなと言われても無理な話。この冊子が発送される頃には、解消されているのかも知れないが、3月第1週の状況は絶望的だ。このままでは緊急事態宣言で排便を制限しなければならないことになる。スーパーの店頭だけではない。アマゾンや楽天などのサイトを見ても、売り切ればかり。たまに在庫があるのは、8ロールで2,000円とか5,000円とか、べらぼうな価格なのである。1万円を超えるものもあったが、よく見たらふるさと納税の返礼品だった。それも通常は受け付けを停止している。…しかしとあるサイトでほぼ通常価格のものが載っていた。直ぐにポチって翌日には配送されてきて、一安心。なんとか非常事態宣言は免れた。
それにしてもトイレットペーパーは殆どが国内で製造され、出荷量も問題ない。それがネット上のデマだけで、これほど見事に商品が無くなってしまうというのは初めての経験だ。マスクの品不足でメルカリなどの個人販売サイトを使った転売によってボロ儲けした連中が、トイレットペーバー不足デマに乗って大量に買い占め、転売で儲けていのだろう。価格をつり上げるためにデマを拡散した奴もいるに違いない。実に腹立たしい。
インターネットは、ネガティブな情報ほど拡散が早く、大きな影響を社会に与えてしまう。ネットの使い方をこれからもっと、成熟させて行かなければならないのだが。 |