○…東京五輪の「マラソン・競歩」開催地が札幌に正式決定したようだ。大体、8月初旬の酷暑の時期、東京で2時間以上に及ぶ競技を行おうとするのはどだい無理な話だなと思っていた。いかに早朝とはいえどもである。
「本当にアスリート・ファーストなら、開催時期を秋にずらせばよい。それができないのはアスリート・ファーストではないから」という意見があった。そう、10月はスポーツの季節だ。そもそも国民の祝日「体育の日」は、昭和39年の東京オリンピック開会式開催日の10月10日(2000年以降は、10月の第二月曜日)が由来らしい。その体育の日は、「スポーツの日」と名称変更が正式決定し、来年は東京オリンピック開会式の7月24日になるそうである。もう、この決定はゆるがないのだ。
日本でオリンピックを開催するのなら、時期は秋が相応しい、という意見も多かったが現在の状況ではこの意見にも肯けない。最近の9月〜10月の日本は巨大な台風が直撃する。「これまで経験しない豪雨」なども頻繁に襲来し、台風15号、19号のつめ跡は未だに癒えていない。来年秋に巨大な台風、豪雨が襲うことも十分にあり得る。
もし何十年後かに万が一、日本でオリンピック開催されるならば、米国のテレビ局の思惑ではなく、その時代の最も温暖な気候の時期を選ぶべきだ。現代なら5月?
○…消費税が10%になって1カ月を過ぎたところで、自分の消費行動は何か変わっただろうか?と振り返ってみると、部分的には確かに変わったところもある。特に変化したのは、キャッシュレス決済を使おうとしている所だ。当然、その方がお得な場面が多いからだ。
コンビニエンスストアでのちょっとした買い物でも、これまでは現金中心だったが、キャッシュカードを使うようになった。ただ、少額だとキャッシュカードはどうかと思うので、コンビニチェーンのプリペイドカードもよく使う。それでも、現金で買うより多少、得する。そうなると現金では殆ど買い物しなくなってくる。おかげで、財布の中の小銭がなかなか減らない。
もうひとつの変化は、ネット決済での買い物が増えたこと。食品は税率据え置きだが、増税分を取り戻すため、近所のスーパーマーケットでの買い物を減らし、ものによってはより価格が安く、しかも配達してくれる業者にネットで注文する。ネットは最大のスーパーマーケットなので、必要なものは大体揃う。キャッシュレス化は自分の生活でも本当に進んできている。しかし一部のネット決済では、銀行の暗証番号まで入力しなければならないものがある。もしも情報が流出したらトンデモないことになる。しかもその可能性は低くは無い。そういうサービスは使わない方が良い。 |