○…ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催されている。連日テレビで報道されており、日本代表の活躍もあって「にわかファン」が続出のようだ。日本以外のチーム中継もしっかりとされている。これだけ連日見せられると、ルールなどをはっきりと知らなかった私も友人などとの論評の仲間入りができるようになった。
ところで、お恥ずかしい話だが「なぜ日本代表にあんなに外人が多いのか」と疑問を持ってしまった。そこでこの疑問について調べてみた。そしたら、代表に選出される際のルールが他のスポーツとは異なるそうだ。ラグビーは、所謂「国籍主義」ではなく、所属する「協会主義」になるそうだ。そうなると、日本代表は日本協会の代表選手とになるという。
条件は、@出生地が当該国である、A両親および祖父母のうち一人が当該国出身、B当該国で3年以上、継続して居住している(2020年以降は居住年数が5年に変更される予定)。Bの条件の選手が当然多い。そして日本が突出して多いわけではないという。サモア15人、アメリカ12人、イタリア11人、日本10人、トンガ9人、イングランド8人と続く。野球の助っ人と違うのは契約金の低さ。
いわば、ラグビーは人種の多様性を排除せず、見た目で人を判断しない国威発揚とは無縁なスポーツなのかも。
○…若い頃には、自動車やオートバイが好きであった。色々な車種について、アレが良い、これが良いと友人達と話し合ったりしていた。車やバイクの雑誌もよく買っていたし、ドライブにも良く行っていた。バイクでも妻を後ろに乗せてちょっとしたツーリングをしてみたり、オフロードバイクを購入し、休みの日には山道を走ったりしていた。
それが今やサッパリ関心がなくなった。TVでは車のCMがよく流れているが、全く心が動かない。車の雑誌を買うこともないし、販売店を覗くこともなくなった。
地方では車がないと生活できない所も多いが、生活の足は軽自動車が中心。都心に住んでいると、車の必要性を全く感じない。地球温暖化にも誠に宜しい。
車もバイクも今や贅沢品、あるいは嗜好品である。それになんと言っても高い。車体価格だけでなく、税金や燃料代、駐車場代、保険代ととにかくお金がかかる。それに加えて、今度は走行税まで検討しているという。おまけに米国の圧力に弱い今の政権では、軽自動車が廃止される可能性も大きい。車でないと生活が難しい地域では大打撃だろう。それで無くとも、国内製造業の要である自動車産業にも影響は大きいだろう。引いては日本経済にも…。
もっとも、端から車を買えない自分には、あまり関係のないのだが。 |