EnB 17号 目次
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■EYE
技術と採算性の壁を超える

■Interview
海外でリサイクル・発電事業を
国内は現場工事力を活かす
JFEエンジニアリング代表取締役社長 大下 元氏

■Report
2018年度受注は過去最高、19年度は1.9%増へ−エンジニアリング白書2019

■GLOBAL Business
・McDermott株価暴落で、Lummus売却も?
・BHGE、株式売却でBaker Hughesに
…Siemens、Power新会社CEOにMichael Sen氏
…斗山重工、事業用ガスタービンを国産化
…DSME、LNG貨物システムで設計承認

■TOPICS
ホライズン原発復活の条件

■Projects News
…Saipem〜千代化、NLNG正式受注へ
…Corpus Christi LNG、来年にも増設でFIDへ
…ExxonMobil、英エチレンで追加投資
…三菱ケミカル、インドネシアに新プラント
…Sibur、AGCCの拡張を検討
…印BPCL、Lummusプロセスを採用
…韓KOMIPO、マレーシアでLNG、再エネ開発
…Oil&Gas投資、世界で11兆ドル必要に
…Wood、タイのリヨセル計画でEPC受注
…イラク、GCC送電グリッドと契約
…Gazprom、LNG船燃料用インフラ構築へ
…LyondellBasell、中国で石化コンプレックス計画
…Honeywell、アルジェリアにC3 Oleflex技術
…Honeywell、中国にC3 Oleflex技術
…Suncor Energy、ガスCGSに14億ドル
…現代エンジ、Balikpapan製油所のEPC受注
…斗山重工、インドネシアで火力発電受注
…比Air Liquide、Tabangao製油所に水素供給
…McDermott、Arctic LNG 2でモジュール受注

■NEWS Flash
・LNGで100億ドル追加支援、最大100%付保
・JFEエンジ、欧州で発電プラント受注
・2018年度コージェネ導入、37.2万kWに
…富士電機、安比地熱発電設備受注
…住重、75MWバイオマス発電ボイラ受注
…MHPS、香港向けGTCC設備受注
…横河電機、英RAP社を買収
…千代田、LNGへのAI導入で増産効果を確認
…重工エンジ、米PEプラントを完成
…Midrex、水素還元鉄法で共同開発

■Procurement
・神戸製鋼、グリーン冷媒採用の水冷式高温ヒートポンプ
・木村化工機、汎用ヒートポンプ省エネ型蒸留装置開発
・IHI、AIを活用したピッキングシステムを開発,販売

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 17号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…台風15号で千葉県下の市町村が大きな被害を受けた。その被災状況はいろいろ報道されているのでここであらためて述べるでもなくご存知の方が多いと思う。特に、今回は東京から1時間程度の首都圏での被災ということにもかかわらず、対策が後手後手に回って被害を大きくしたように思える。その状況を見るにつけ、「想定外」はなく、いつも災害を「想定」して対応を個人個人で考えなければならないと強く思った。とにかく、国、自治体はあてにならないと思った方がいいようだ
 千葉県に居住するとはいえ、今回の災害被害は殆どなかった。だが、被害の大きかった地域に住む友人が何人かいた。被災後、1週間後にそのうちの2名と成田であった。1名はいまだに電気が通じることなく、風呂にも入れないという。もう1名はすでに電気は通じている地域から来た。当初は情報が全くないので、車のシガーソケットを利用して携帯電話を充電して外部と連絡したという。
 一番困ったのは、「状況がどうなっているのか、復旧のめどがどうなっているか」という情報が全く得られないことだったという。数日しても「市の広報車が巡回しくる気配はなく、住民に情報を伝えようという意思が…」。頭にきて危機管理担当に電話したら、「人手がなくて、アハハ」と笑ったという。ここは笑う場面ではない。

○…「記憶にございません」という映画が公開されたが、日本人はそもそも記憶にあまり拘らないのでは無いか。
 しばらく前にフランスが高速炉「アストリッド」の開発を中止したことで、協力していた日本の高速炉開発も先行きが危ぶまれる、という内容のニュースが出回った。フランスのル・モンド紙が記事にしたものを、日本のメディア各社が後追いでニュースとしたものだ。だがこの話、昨年既に、フランスはアストリッドの開発を中止する旨を日本側に説明している。また、中止を受けて日本の高速炉開発の先行きを危ぶむ声はあった。
 その後、昨年の暮れには高速炉開発ロードマップが策定され、それに基づき今年に技術提案が公募され、すでに締め切られている。現在、政府が応募された10数件の技術の審査を行っている。
 ところで、政治家が良く使う「記憶にございません」は殆どゴマカシだが、日本人は何故か「記憶に無いんじゃしょうがない」と諦めてしまう。不正献金もお金を返せば、それで良しとされてしまう。記憶に無い、ヤバイお金は返した。それで事実そのものが無くなった事になってしまう。巨大事故でも経営陣は「予見できなきゃしょうが無い」ということで無罪放免。起こった事実そのものを、正面からあまり見ようとしない傾向がある。いわばご都合主義である。

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