EnB 11号 目次
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■EYE
気候変動対策の「質高インフラ」へ

■INTERVIEW
資源開発サービスから領域を拡大
将来はオーナーズエンジ二アリングを目指す
TOYO ソリューションビジネス事業本部長 北島謙介氏

■GLOBAL Business
・中東トップ30EPC、14位に日揮
・ロスアトム、サウジに海外支部
…Siemens、Gas&Power部門で2700人削減
…Eni/Tecnimont、廃棄物から水素・メタノール
…EDGE、低コストLNG技術で生産開始

■TOPICS
エンジニアリング功労者賞決定

CO2リサイクルでロードマップ

■Projects News
…バスラ製油所改修で1,100億円の円借
…DEWA、900MWメガソーラーで入札実施へ
…DEWA、フローティングソーラーを検討
…BASF、中国でDMEプラント建設へ
…米FAR Chemical、特殊化学設備を拡張
…UAEシャルジャGTCC、資金確保
…Fluor、Millikenから化学プラント
…Howard Energy、液体ターミナル完成
…インドでLPGパイプラン計画
…SK建設、IneosからPDHのFEED受注
…Tecnimont、ロシアのメタノール受注
…OCIとADNOC、MEMA地域で肥料事業を計画
…John Wood、Duqm石化コンプレックスのFEED受注
…Petrofac、オマーンとパイプ供給契約
…Petrofac、ガス資源回収でMFDevCoと契約
…Phillips 66、オフショア輸出ターミナル建設へ
…Shell、毎年30〜40億ドルを化学分野に投資
…Shell、メキシコ深海油田探査へ
…印Ratnagiri製油所、サイト移転

■NEWS Flash
・三菱重工エンジ、米国のPEプラント受注
・LNGプロジェクトが進展
・MHPS、可搬型GT発電設備を受注
・富士電機、インドでエネソル事業立ち上げ
・"RAIZNEXT"が発足
・横河、東南アジア向けERP提供開始
…日揮、ベトナムの太陽光発電2件を完成
…伊藤忠、ユーグレナと海外培養実証を開始
…IHI、小名浜東港で石炭ターミナル
…清水建設、500億円でイノベーションセンター
…東芝エネルギー、原発廃炉でAECOMと協業
…東芝プラント、植物工場で合弁設立
…J&T環境、札幌で食品リサイクル事業

■Environmental
・神鋼環境、富士市と消化ガス発電事業の基本協定
・荏原環境プラント、三沢市のごみ焼却施設受注
・浦添市、新クリーンセンターは施設規模は194トン/日
・福井市、新ごみ処理施設基本設計をエックス都市研に

■Procurement
・アムニモ、産業用IoTをパッケージ化しサービス提供
・アズビル IoTデバイススキャナ・ソフトウェア
・日立造船、舶用SCRシステムに最適な尿素水製造装置

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 11号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…[認知症」については、まだまだ自分のこととして受け止めていなかった。だが、2018年に認知症が原因で行方不明になったとして警察に届け出があったのは、前年比1064人増の1万6927人となり、統計を取り始めた12年以降、6年連続で最多を更新したという。「このうち18年中に所在を確認できなかったのは197人だった。今後さらに進行する高齢化を踏まえ、全国の警察は自治体や町内会などとの連携強化や情報共有などを進めている」と報道された。
 そういえば、わが住まいの自治体でも認知症とおぼしき人の行方不明放送が時々なされる。これは、とても他人ごとではないと思えてきた。
 今年5月にWHO(世界保健機関)が認知症予防についての新しいガイドラインを発表した。それによると、認知症予防指針のポイントで【強く推奨】されているのは運動(軽度認知障害の人は条件付き)、禁煙、高血圧の治療、糖尿病の治療など。【条件付き(弱い)推奨】は、健康的でバランスの取れた食事、過度な飲酒の抑制、認知機能トレーニング、体重の減量、高脂血症の治療だという。
 この予防例の必要性に自分自身もいくつか該当する。高齢化は必ず進む。心して生活を送らねばと改めて自戒する。ただ、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことが得意なのでいつまで「憶えている」ことやら…。

○…"Coffee Lake"に"Whiskey Lake"。さらに"Coffee Lake Refresh"。湖の畔でコーヒーやウィスキーを飲みながら、まったりとしてリフレッシュするようなイメージだが、これはIntelのCPUの開発コードネームだ。
 最近のパソコンがどうなっているのか、チェックする必要があって、色々と見ていたら、IntelのCore iシリーズにこうした名前が付けられているのに気がついた。はて何のことかと思ったら、現在第8世代まであるCore iシリーズの各世代やアーキテクチャに付けられているものだった。
 他にも"SkyLake"や、"Kaby Lake"といった名前もあり、Intelは相当、湖に拘っているように見える。
 何故こんな名前なのか?とググってみると、どうやらIntelはCPUの開発地の近くの地名から、コードネームを取っているという。Intelの主力開発拠点は米国西部であり、特にオレゴン州の地名が多くなっているという。確かに"Coffee Lake"も"Whisky Lake"もオレゴン州の地名だ。ただ、"〜Leke"と湖の名前を付けるようになった最初は"Sky Lake"で、これはフロリダ州らしい。その後基本アーキテクチャが変わっていないので、"〜Leke"方式が続いているという。
 ちなみに、今パソコンを買うなら、コーヒー湖やウィスキー湖を搭載したものがオススメのようだ。最新世代のCPUを選んだ方が、長く使えるらしい。

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