EnB 6号 目次
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■EYE
脱炭素の見極め

■REPORT
ガスタービン再編最終章の夢

■GLOBAL Business
・GE、ガスパワー部門をリセット
・Emerson、Repsolと石油探査で提携
・Shell、世界最大の電力会社へ
…SABIC、SADAFとPetrokemyaを統合へ
…Axens、ExxonMobil技術をサブライセンス
…BP、バイオPXプロセス商業化で提携

■TOPICS
高校生が大空間構造に挑戦-Mission-E

Shell LNG Outlook 2019

■Projects News
…ADNOC、ガス開発でEPC入札へ
…Aker Solution、海底圧縮システム支援
…旭化成、タイでスパンボンド増設
…米API、LNG輸出加速で上院議案
…Tecnimont、BorealisからPDHプラント受注
…McDermott等、BPからサブシーシステム受注
…Sailboat石化、プロピレンでハネウェル技術採用
…INPEX、アブダビ陸上鉱区を落札
…エジプト、紅海で国際入札ラウンド
…Petrofac、Ain Tsilaガス田のEPC受注
…FERC、テキサスLNGで環境影響を指摘
…Honeywell、ベトナムでPDHライセンス
…印Haldia計画を州政府が承認
…Invista、中東初のP8技術ライセンス
…Emerson、Indian Oilからシステム近代化受注
…ACWA等、オマーンの太陽光発電を落札
…Outotec、モロッコで硫酸プラント受注
…Shell、オランダの洋上風力に応札
…Thyssen Krupp、エジプトから肥料プラント

■NEWS Flash
・住商、ミャンマーで鉄道案件2件受注
・千代田化工 植物工場で提携
・千代化等、MCH電解合成で水素コスト半減
・METI、水素製造コストの大幅低減目指す
・COURSE50、水素還元でCO2を8%削減
・JFEエンジ、所沢にEVパッカー車納入
…三菱重工等、H-100GTがLNG向け製品認証
…三菱商事、英国の洋上風力送電事業で優先権
…豊田通商、ウズベキスタンで通信システム受注
…日立造船、環境・プラント通期受注を上方修正
…千代化/トクヤマ、国際商工会議所から仲裁判断
…NEDO、洋上風力導入ガイドブックを公開
…東芝、CO2から化学品へ高速転換

■Environmental
・下関市、長府浄水場更新で実施方針公表
・久喜市、新ごみ処理施設の広域化を断念
・会津若松組合、6月に実施方針を公表へ
・日鉄エンジ、千葉市の新清掃工場受注を発表
・国交省、下水道事業のコンセッションガイドライン改正

■Procurement
・MHPS、発電所ボイラーの内部点検用ドローンを実用化
・丸紅、EV 用量産型マルチ超急速充電器を開発
・日立、AI活用の工程計画の立案・管理システム

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

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EnB 6号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…30年間続いた「平成時代」もあと1カ月となった。考えてみれば(考えなくても)、平成元年に生まれた方も30才になられる。昭和生まれとしては、もう30年も過ぎたのかと…。
 その30年前と言えば、あの夢のようなバブル期はまだ続いていたが崩壊寸前であり、「失われた20年」が来るのは目前。そして、いま「失われた30年だ」という人もいるが、その実感は今はない。
 けれど、この間に想定外の大災害があった。果たしてこの日本はどうなってしまうのだろうと考えたこともあったのは事実だ。しかし、大きな自然災害が何度か日本を襲ったものの、日本は戦争にも巻き込まれず比較的平和のうちに生活してきたような気もしないではない。そんなことをいうと、故郷福島にいまだ帰れない人には怒られるかもしれないが…。
 平成時代を終えるいま、明るい日本の未来を描くことは難しいと思っているのが実感だ。そして、国政を担う人でそのような未来を描いて示してくれるも人は殆どいないと思っている。
 願わくば、来るべき時代が「あの平成時代の方が今よりましだった」と思わざるを得ない時代にならないことを祈るばかりだ。

○…どういう訳か「うんこ」が流行っている。楽しく勉強できるという「うんこ漢字ドリル」が話題になっていたのに加えて、横浜では大声で「うんこ!」と叫んでストレス解消するという「うんこミュージアムYOKOHAMA」が期間限定でオープンしている。
 ほんの少し前なら、記述するのも憚られていたが、最近では本当にそのハードルが下がった。「うんこミュージアムYOKOHAMA」の公式ページを見ると、「この世に誕生した瞬間に流されて、消えていく。そんな儚い運命を待つうんこが、かつてないエンタメとして生まれ変わります」。「固定観念を水に流す」と書かれている。
 確かに子供はこういうのが好きだ。幼い子供はやたら言いたがる。大人が困っている顔を見て、喜んでいるのかも知れないのだが、そもそも「うんこ=汚い」という固定観念があるからこそ、喜んでしまうという面もあろう。それを商業的に結びつける事が流行るのだから、世の中は解らない。
 最近、地下鉄の車内広告で「おならドリル」というものを見た。早くも二番煎じが出てきたのである。もうこうなると汚いという観念が崩壊しそうだ。
 ただ、その固定観念を水に流してしまったら、その喜びは消えてしまうのではないか。そうしたら、これらの商売はジエンドとなりそうだ。諸行無常である。

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