EnB 5号 目次
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■EYE
福島原発、石棺が現実的では?

■REPORT
シェールが支えるLNG市場

■GLOBAL Business
・米石化PJ、高コスト化進む
・石油PJのFID、今年は昨年の3倍に
…ABBとDassaultがパートナーシップ
…Emerson、Permianにサービスセンター

■TOPICS
ロードマップ策定で水素社会の本気度


洋上風力、早くも競争に

NEDO、工場排熱の実態を調査

■Projects News
…ExxonMobil、PP生産能力を増強
…Anadalco、テロ事件後もFID予定変えず
…Bayport Polymers、PEプラント建設へ
…Tecnimont 、ベルギーでPDHプラント受注
…Tecnimont、YanbuのPP復旧工事を受注
…Chevron、Permianで90万b/d生産へ
…DOE、Venture GlobalにLNG輸出認可
…UAE北部で16億ドルの水インフラ
…Fluor、SABICのPPE樹脂プラントを支援
…Eni等、WtEプラントを検討
…Fluor、IneosのプラントEPCを進行中
…INEOS、英国で総額13億ドルの投資を計画
…Invista、上海にADNプラントを計画
…KBR、メキシコのLNGでPreFEED受注
…三井化学、中国で長繊維GFPPプラント
…Aramco、遼寧省盤進で石油石化コンプレックス
…Tecnimont、Borouge4のFEED受注
…SK建設、UAEで原油貯蔵設備
…Wood、Ruwaisの石油石化計画のPreFEED受注

■NEWS Flash
・JFEエンジ、新居浜LNG設備工事受注
・NSENGI、印製鉄所から大型CDQ2基受注
・Primetals、米国で厚板圧延機改良を受注
・丸紅、マニラLRT2号線延伸を受注
・東芝エネルギー、石狩新港火力を完成、稼働開始
・MHPS、中国の原発向けタービン発電機納入
…三井E&S、TOYO TIRE向けGTコージェネを引き渡し
…三菱商事、発電プラント事業を子会社へ
…日立パワーソリューションズ、社長交代
…川崎重工業、4月1日付で組織改正
…日揮、持ち株会社化に向け機構改革
…MHPS、ダッカに支店開設
…NSENGI、大型物流施設を引き渡し
・2019年度の産業機械受注、外需は大型案件好調
・2018年プラント受注は前年並み-産機工

■Environmental
・新日鉄住金エンジ、フィンランドで廃棄物発電受注
・大川原製作所など、B−DASHの実証終了
・田川市など8市町村、広域処理施設の事業費379億円
・新日鉄住金エンジ等、ごみ溶融スラグ肥料発売

■Biomass
…大阪ガス、木質バイオマス発電の展開急ぐ
…日立造船、スウェーデンにコンポガスRプラント建設
…三重県多気町など、地域産業開発のコンソーシアム
…レノバ、大型バイオマス発電事業の最終投資決定

■Procurement
・日立製作所、デジタル技術活用の配送最適化サービス
・横河計測、マルチフィールドテスタOTDR
・三菱電機、1台で生産情報の見える化を実現の産業用PC

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EnB 3号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…「休眠打破」という言葉があるが、うかつにも私は詳しくは知らなかった。眠気覚ましに飲むドリンク剤「眠眠打破」は知っていたが、それとは関係がない。
 休眠打破とは、「休眠状態にある種子・冬芽・球根などが、ある特定の刺激を受けたのち、活動状態になること。サクラの開花には、冬期に一定期間低温にさらされる必要があることが知られる」と書かれている。桜は夏に翌春咲く花芽を形成する。いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めること。その後の気温上昇と共に花芽は成長して開花に至る。冬暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがあるらしい。
 「寒さに耐えてこそ、綺麗な花を咲かせることができる」というのである。
 つまり、生ぬるい環境にいただけでは桜は咲かないということ。厳しい環境が、桜の目を覚ますことへの衝撃となるそうである。まあ、人間でいえば、「より深く苦境に落ち込んだ人は、同じレベルまで戻っても、そこそこの線にとどまっていた人よりも早く気づき、早く花が咲く」と解説する人もいる。
 "さまざまのこと思い出す桜かな"という有名な句がある。何の変哲もない句のように思えるが、芭蕉作と聞くと何やら名句と思えてくる。

○…「台湾は親日」と言う言葉をネットなどで良く見かける。最近では、ネット上で「台湾は日本の生命線」とまで言っている人もいるらしい。どんどん表現が大仰になっている。しかし、プラント輸出に長年ウォッチしていると「台湾は親日」などという表現をそのまま素直に受け入れることは無い。
 皆、まだ覚えているはずだ。戦後長らく、台湾の政府・自治体、および政府系企業は、日本企業をプライムコントラクターには決してしなかった。国民の感情を刺激したくなかったからだ。要するに台湾には反日感情が長く、根強く残っていたのだ。実際、台湾で初めて行なわれたごみ焼却炉商談では日本企業は全て弾かれ、地元企業にのみ発注された。また台湾原発も日本ではなくGEがプライムコントラクターとなったので、日本からも機器輸出が出来た。
 その後、焼却炉や高速鉄道などで日本企業が採用されるようになり、かつてのような反日感情も表に出ることは無くなった。大きな震災を受ける度、台湾からは暖かい支援が寄せられる。
 だが最近では、台湾の「親日」を曲解し、現地で横柄な態度を取る日本人観光客が増えているという話も聞く。確実にあった反日感情に思いを巡らすこともなく、軽々しく「親日」というのではなく、まずは感謝と尊敬をもって接するべきだ。

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