EnB 1号 目次
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■INTERVIEW
将来に向けて成果を示していく
日揮 代表取締役会長CEO 佐藤雅之氏

再生に向けて羽ばたける年に
東洋エンジニアリング取締役社長 永松治夫氏

「千代田だからこそ」という仕事を
千代田化工建設代表取締役社長 山東理二 氏

「インフラ輸出」を通じ新たなビジネスモデルを構築
経済産業省国際プラント・インフラシステム・水ビジネス推進室長 吉岡 孝氏

■REPORT
海外PJ市場は高水準を期待

Nextステージを目指すプラント業界

■TOPIC
日揮、PJ生産性を3倍に-ITグランドプラン2030を策定

上半期海外PE受注81.2億ドル

■GLOBAL Business
GE、産業用IoTで新事業設立
McDermott、ヒューストン新本社に移転へ
BHGE、サウジにサービス施設
韓国の電力会社が赤字に
PetrobrasとTotal、新たに戦略提携
Huskey、2019年に34億ドル投資
ConocoPhillips、今年61億ドル投資へ

■Project News
…Lake Charles LNG、2019年にもFIDへ
…Woodside、Pluto LNG増設へ
…TR、AdnocのLAB計画でFEED受注
…Adnoc、Ghashaガス田開発でOMVに権益
…アジア・中東で100基のアンモニアプラント
…BPとSOCAR、トルコのPTA計画を前進
…BP、Trinidad&TobagoのガスPJ推進
…BP、アフリカのFLNGを前進へ
…カナダ政府、石油・ガス部門に融資
…Cogent Midstream、ガス処理設備拡張
…MBRソーラーパークフェーズ4は43億ドル
…モザンビーク・エリア4、LNGオフテイク契約
…ガーナ、FSRU計画を復活
…印L&T、中東で変電所関連を相次ぎ受注
…Ineos Styrolution、ASAポリマープラント建設
…クウェート、新規製油所を計画
…ロッテ化学、Cilegonのエチレンに着手
…McDermott、インドで2件のPPライセンス
…メキシコで製油所改修・新設計画
…Balikpapan製油所近代化、韓国JVが受注
…PTTGC、米エチレンの環境認可取得
…RIL、Jamnagar製油所拡張へ
…サウジで6つの水関連プロジェクト

■NEWS Flash
・日揮、タイの高機能樹脂プラント受注
・TOYO、インドネシアの石化プラント受注
・JFEエンジ〜月島、ハノイの下水処理場を受注
・政府、本邦活用条件(STEP)制度を改善
・日立、ABB/PG事業買収で付加価値を構築
・MHIヴェスタス、英国で風車100基受注
…NSENGI、ESCAP2号機を完成
…神戸製鋼、アルジェリアのDRプラント完成
…東芝エネルギー、蓄電池でVPP運用サービス
…JX金属、JXエンジ子会社の株式取得
…昭シェル子会社、米太陽光PJを買収
…JERA、英洋上風力に参画
…Grace、AIマニュアルを開発

■Environmental
・JFEエンジ、廃棄物燃料電力で地域新電力設立
・日立造船、中国で巨大ごみ焼却発電完成、二期も受注
・神鋼環境、八王子市から新館清掃施設を受注

■NEW YEARS MESSAGE
2019年 トップの年頭所感

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 1号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…新しい年を迎えたので明るい話題を。日本の技術が世界を変えるかも知れない「夢の技術」がいくつかある。
 そのうちの一つが「人口光合成」である。無尽蔵の太陽光エネルギーによって、水と二酸化炭素から水素や有機化合物などを作り出す、夢のような技術だ。この夢を実現すべく、産学官連携のもと、実用化を視野に入れた研究開発が行われている。
 2011年に豊田中央研究所は世界で初めて、水と二酸化炭素と太陽光のみを用いた人工光合成に成功。2012年にパナソニックは窒化物半導体を利用した人工光合成システムを発表。2014年、東芝が変換効率1.5%という世界最高の変換効率を達成する材料を開発。2015年大阪市立大などの研究チームが、「人工光合成」の技術を使い、酢酸から自動車の燃料になるエタノールを作り出すことに成功。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2014-2021年度計画で技術開発を進めている。光触媒で水を分解して得た水素を、工場や火力発電所から排出される二酸化炭素と合成触媒で反応させてオレフィンを生成し、プラスチック等の原料とする。
 人口光合成は将来、化石資源依存から脱却する可能性のある「夢の技術」という。夢ではなく現実になることをぜひ期待したい。

○…年末年始に年賀状にかける時間的、心理的余裕がなく、年賀状を書かなくなって久しい。また今年の新年は、近所の神社への初もうでもしなかった。外が寒かったこともあったが、とにかく年始ぐらいは何もしないでゆっくりしたかった。そういう訳で今年の元日は、大好物の雑煮を頂いただけで、他には正月らしさの殆ど無い、普通のゆっくりした休日となった。
 今はメールやSNSで知人や親戚とも常に繋がっている。ネットを介して新年の挨拶をするか、ハガキを介してするか、の違い程度しかない。それに対していちゃもんをつける人もいるかもしれない。しかし、そもそもハガキで年賀状というのも当初は違和感をもって受け止められていたという。明治6年にハガキを初めて発行した際には、カードを二つ折りにして内側に通信文を書く形式だったそうで、やはり文書が人の目に触れることに、相当、抵抗があったようだ。ハガキという形式そのものが、今のeメールのような存在だったというわけだ。
 その後ハガキで年賀状を出すのが一般化するのは戦後のこと。その後年賀はがきが急速に増加。そのためのアルバイトも必要になる。また、郵便配達が大量の年賀ハガキの販売ノルマを課せられていることが問題となった。そろそろ新しい形にしてもよいのでは?

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