EnB 20号 目次
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■EYE
事業の分割と統合

■REPORT
商機到来! 洋上風力発電

■GLOBAL Business
・GE、電力部門再編へ
・米建設従事者が増加、賃金もさらに上昇
・バルチラ、ポンプ事業を売却
…韓国造船業が業績不振
…Arkema等、PMMAリサイクルに取り組み

■TOPICS
悩めるプラント業界-工事損失も相次ぎ発生
JFEエンジ、食品リサイクル開始-プラントを本格稼働展

■Projects News
…CNOOCとShell、南海コンプレックス拡張計画
…BASF/Sinopec、南京で第2クラッカー建設へ
…Aramco/Sabic、ヤンブーでCOTC建設へ
…Convestro、アニリン製造プラント新設へ
…Apicorp、化学品製造でスエズ等と契約
…Aramco、ZPC製油所の所有権取得へ
…Air Liquide、中国にASU供給
…DEWA、ACWAパワーの太陽熱発電拡張
…EPP、設備投資を活発化
…Fluor、CHPプラント受注
…Fluor、クウェートのクリーン燃料PJ進捗
…Kvaerner、EquinorからJacket受注
…KHネオケム、台湾のINAを中止
…JNC、水力発電所を改修
…KBR、中国のアンモニアでLBED受注
…大林産業、サウジでアンモニアプラント受注
…McdermottとSaipem、RioGrandeLNGで協業
…日本触媒、インドネシアでアクリル酸増強
…Tecnimont、LPG処理プラント受注
…Honeywell UOP、ArzewのMTBEでライセンス
…Tecnip、エジプトMidor製油所を受注

■NEWS Flash
・MHPS、火力の運転保守で相次ぎ契約
・NSPE、東ガス系列会社の株式を取得へ
・東芝エネルギー、独風力発電で販売提携
・日揮、来年10月に持ち株会社に移行
・三菱重工、バングラで肥料プラント受注
・千代田化工、バイオジェット燃料プラント完成
・AVEVA、統合後初のカンファレンス開催
…MHPS、インド向け排脱装置受注
…Primetals、各地で製鉄機械受注
…千代田、寰球工程と提携
…日立製作所、アンサルドSTS株を追加取得
…横河電機、スペインのバイオ企業に資本参加
…NEDO、電力水素貯蔵で長期安定運転
…伊藤忠、バルカ造水プラントを稼働

■Environmental
・神鋼環境ソリューション、英国で初受注
・大分市、新環境センター整備を計画
・日立造船、岩手で汚泥再生処理センター整備受注

■Biomass
…出光興産、徳山事業所にバイオマス発電所
…IHI、相生バイオエナジーの燃料変更工事を受注
…東芝エネシステム、相生2号機改修工事を受注
…沖縄の木質バイオマス発電、11社が参画

■Procurement
・横河電機、バッチプロセス向け品質安定化システム
・日立製作所とサントリー、AI活用で最適な生産計画
・栗田工業、「再生水供給サービス」を開始

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■データ・ファイル

■Editorial 詳細へ

EnB 20号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…ハロウィーン=渋谷でのバカ騒ぎという図式が定着してそれがテレビで面白おかしく映し出された。今年は例年にも増して「乱痴気騒ぎ」が繰り広げられた。
 10月31日夜から11月1日未明にかけ、東京・渋谷では仮装した若者ら大勢の人が押し寄せてトラブルが相次いだという。強制わいせつや痴漢、窃盗、暴行などの容疑で10〜40代の男13人が警視庁に逮捕されたそうである。軽トラックを横転させ、その上で飛び回る映像を見ていると、あきれ果ててしまう。地元渋谷の商店主たちも大いに迷惑であると不快感を隠さない。
 どうやら、ハロウィーンはアメリカで定着しているものの、その起源はキリスト教との関わりはなく古代ケルト人の収穫祭らしい。クリスマス、聖バレンタインデーと同じく商魂たくましく普及させる手合いがおり、深い考えもなくそれに乗る我々日本人の姿が映し出されていると思ったが、消費活動にはそれほど結びつかないようだ。
 そういえば日本にも古くから仮装する、仮面をかぶる男鹿のなまはげなど無形文化遺産ともいうべき行事がある。若者たちは仮装、仮面をかぶることによって非日常にひたるのか。地域によっては、幼稚園などの子どもたちにも広がっているという。バカ騒ぎでなければ定着してもいいのかも知れない。

○…風疹が流行している、というのでうちの奥様が大変心配していた。出来れば予防注射してもらいたい、ということで自治体に問い合わせたところ、妊婦もしくは妊娠を希望している女性と同居している人は無料だが、そうでなければ自費で5,000円以上かかると言われた、と憤慨していた。もう50歳を超えた奥様に妊娠を希望させる訳にもいかない。自分としてはうっすらとした記憶で、風疹に罹ったことがあるような気がしていたので、あまり心配はしていなかったのだが、小さい頃のことで明確に覚えていない。
 その後、掛り付けの医者に相談したところ、抗体を持っているかどうかの検査なら安くできるということで、無料健康診断と併せて検査した。結果、自分は抗体を持っているということで、高額の予防接種は不要となり、一安心したところではある。
 その後テレビで小泉進次郎氏が「風疹撲滅」と勇ましい事を言っているのを聞いた奥様は「お金かかるのに撲滅なんてできないでしょ」と再びお怒り。確かに、先のような対応だけで撲滅など不可能。今は子供も2回の予防接種で抗体を持っているそうだが、抗体の無い大人も無料、もしくは低価格で予防接種できるようにならないと、撲滅も難しい。だが、政府は年寄りは眼中に無さそうな気がする。

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