○…プラスチック汚染対策で大消費国の日本は周回遅れになっているのではないか。
今年6月、カナダで開催されたG7では参加国の「プラスチックごみの問題は世界全体の課題として対処する必要がある」という認識のもと「海洋プラスチック憲章」が提唱されたが、それに署名を見送ったのは日本と米国のみ。明らかに後ろ向きといわざるを得ない。
だが、日本はG20で「世界のプラスチック対策をリードしていく」というのだが、果たしてその実態はどうなるのか。経済最優先の日本のプラスチック対策が急激に変わるとも思えない。そんな中、環境省は10月19日、プラスチックの3Rを一層推進するため、レジ袋の有料化を義務付けることなどを盛り込んだプラスチック廃棄物の削減に向けた戦略の素案を提示した。
確かにレジ袋の有料化は、その使用量を圧倒的に少なくする効果があるはずだ。だが、啓発的な意味合いは有るかも知れないが、その対応はちょっと肯きかねる。ストロー、ペットボトル、プラ容器などの対策は急ぐべきだと思うが、「レジ袋」は果たしてどうなのか。
個人的には、むしろレジ袋は多用してしかるべきと考える。最も早くボロボロになるレジ袋は、他のごみの散逸を防ぐ環境負荷が低い優れものような気がするのだが…。
○…そろそろ携帯キャリアの2年縛りが切れる頃なので、次はどうしようか悩んでいる。格安SIMで契約しているのだが、このまま継続しても、値下げ期間が終わってしまうので、負担はちょっと増えることになるので、できればキャリアを変えたいのだが、どこもプランが解りにくくて困る。
メインの3社はいずれも、結構な負担なので、戻ることはちょっと考えられない。次の格安SIMをどこにするか、比較しているのだが、基本プランが今より安くても、通話にかかる追加料金を考えると、あまり変わらないようにも思える。気軽にホイホイ乗り換えるのであれば、SIMフリー端末を買わねばならず、そうなると結構な出費となってしまう。iPhoneなどは廉価版でも新機種は10万円近くなるため、もはや選択肢の外だ。それを嫌がっても、乗り換えの場合は新規の端末代金が月々に乗っかってくる。そうなると、わざわざ乗り変えなくても同じか、と色々と考えてしまう。一時期ほど、格安SIMも値引きをしなくなったため、料金は底に達したように思える。
政府は携帯代金を安くするという。しかし格安SIMはこれ以上安くはならなさそうだ。むしろ変な規制をかけられると、格安SIMは逆に総額を上げざるを得ないこともある。これ以上、政府はあまり口を出さない方が良いのでは?
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