EnB 16号 目次
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■EYE
地域電力でセキュリティ

■REPORT
重電を変えるダイベストメント

■GLOBAL Business
・米国の建設労働者不足がさらに深刻化
・Wood、デジタル技術でAbyssalと提携
・SiemensとBentley、PJソリューションで協業
…LyondellとCovestro、蒸気循環PJをスタート
…DOE、水素・FC技術で28プロジェクト
…米国風力発電のコストが減少−DOE

■TOPICS
METI、「脱炭素化」初めて記述-2019年度概算要求
技術や環境で未来に投資する 飯田祐二 産業技術環境局長
主力電源化に向けてキックオフ 松山泰浩 省エネ新エネ部長

■Projects News
…Aramco、Marjanフィールド開発を推進
…Adnoc、ガソリン・アロマPJでテンダー
…AdnocLNG、IGD2で入札
…KOC、脱塩器等で入札
…アブダビ、Taweelar IWPPで10月に入札へ
…オマーン、500MWソーラー発電でテンダー
…John Wood、Equinorからエンジ業務
…ExxonMobil、ベイタウンで新プラント
…ExxonMobil、中国で大規模石化
…Flint Hills、原油貯蔵能力の増強を計画
…Equinorと出光等、北海で浮体式洋上風力
…TechnipFMC、Long Son石化のEPC受注
…Technimont、インドでHDPE/PP受注
…LyondellBasell、テキサスのPO/TBAに着工
…Johnson Matthey、メタノールプラント受注
…三井化学、シンガポールでタフマー増強
…リオグランデLNGで再入札へ
…Tecnimont、SonatrachからLPG受注
…Petrfac、アルジェリアでEPC受注
…Lyondell Basell、中国にPPライセンス
…信越化学、シリコン事業で1,000億円
…韓国S-Oil、温山に150万t/yエチレン検討

■NEWS Flash
・丸紅、ケニア・オルカリアの地熱発電受注
・月島機械、中国のSMPO廃液濃縮燃焼設備を受注
・日立・三菱、パナマとモノレールでMOU
・NSENGI、タイのオンサイトエネルギー事業を開始
…MHIヴェスタス、英国で風力90基受注
…MHPS、東方電機・四川投資集団とMOU
…JFEエンジ、下野でスマートアグリプラント受注
…神鋼環境、ベトナムの浄水場改善計画を受注

■Environmental
・エネ庁、FIT申請のルール変更
・滋賀県高島市、ごみ処理施の建設候補地を公募
・八王子市、新館清掃施設は神鋼環境ソリューションG
・二十三区組合、次期施設整備は14工場

■Biomass
・三菱マテリアル、食品廃棄物バイオガス事業を具体化
・大阪ガス、国内最大級のバイオマス専焼発電所
…千代田化工、袖ケ浦でバイオマス専焼発電所を受注
…新日鉄住金エンジ、75MW級バイオマス専焼発電所受注
…サミットエナジー、酒田バイオマス発電所完工
…NEDO、バイオマスエネルギーの地域での利用拡大促進

■Procurement
・日立プラント、墨出し作業自動化ロボットシステム
・横河電機、石油・ガスパイプラインの流路確保支援
・三菱重工、工場向けエネルギーソリューション

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

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EnB 13号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…テニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみが初優勝した。毅然としたプレー、相手への敬意、インタビューの謙虚な様子などに多くの人が魅了された様子は何度も報道されている。あらためてここで取り上げなくても、と思うが、話はそれではない。
 国内スポーツ界だ。目を覆うばかりの不祥事が相次いで伝えられている。アメリカンフットボールに始まり、レスリング、アマチュアボクシング、バスケットボール、体操と続いた。何でこんなに次から次に不祥事が露わになるのか、どこにその原因があるのか。それこそ、まだ問題になっていないスポーツ団体がいくつもあるような気がしてならない。  暴力指導やら、パワハラやら、セクハラのみならず試合の判定まで疑惑が生じている。日本ボクシング連盟の“奈良判定”、体操でいえば、“塚原判定”である。自分の教え子を有利にと審判に影響を及ぼした疑惑だ。こうなるともうフェアなスポーツ競技など望むべくもない。
 東京オリンピックが云々などと言っていられない。ある競技でも、だいぶ前のことだが国体を主催するある県の責任者が自分の県に有利に判定するよう審判団に働きかけようとした。勝利至上主義が行きついた先がそれである。

○…最近のテレビで違和感を覚えたのが「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)」のCM。「タバコのCMって放送していいんだっけ?」と思ったのだ。
 振り返ってみれば、あれだけタバコのスポンサーが多かったフォーミュラ1から、すべてのタバコが消えた。新幹線は多くの車両でタバコが吸えたが、今では全面禁煙。テレビドラマでさえ、タバコの投げ捨てはもちろん、タバコを吸うシーンも見られなくなった。東京では、従業員を雇っている飲食店は例外なく禁煙とする条例が成立している。
 これほど社会からディスられてきたタバコの会社が、製品の紹介ではなく会社の紹介のみとしてもテレビで堂々とCMが流されているということに違和感を覚えたのである。だが、ちょっとネットで調べてみると、タバコのCMは別に法律で禁止されているわけではなく、単なる自主規制に過ぎない。タバコの紹介すらしないCMを放送してもOKのようではある。
 学生時代からヘビースモーカーであった自分も、もう10数年前に禁煙して以来、1本も吸っていない。喫煙者のタバコへの愛着はわかるし、肩身が狭い気持ちも解る。
 だが、喫煙を誘導する効果を持つ、テレビでのタバコのCMはやはり好ましいとは思えないのである。

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