○…「日本人というのは、どうしてこうも忘れっぽいんでしょうね」という表現を時々目にする。では、欧米人は忘れっぽくないのか。どのような比較でもって特に「日本人」は忘れっぽいと思うのか。いろいろ疑問はあるが、確かに歴史などの分野では自分に関係ないとして、我々は忘れっぽくなっているのかもしれない。どうも、その原因の一つに日本人が不得意な宗教・信仰なども絡むようなので、ここで深く考えない。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という言葉があるが、災難・災厄を受けてもさらりと忘れるてしまうのは、違う側面からみればいい面もあるのかも知れない。だが、7年を過ぎたばかりの東北大震災でさえ、当事者以外の意識からは遠のいてしまうのは問題であろう。
ここで自分自身を振り返った場合、すごーく忘れっぽくなったと思わざるを得ない。人の名前を忘れる、どこに物を置いたか忘れる、何しにこの部屋に来たか忘れるなどはいつものことだ。多分それは加齢によるもので認知機能が衰えたからに他ならない。これは病気の一種だろう。
問題は、そのような事象ではない。自分のことであろうと忘れてはならないことがらを安易に看過してしまうことが多くなったような気がしてならない。どうも、世の中の風潮に感化されているのかも…
○…最近のスマートフォンは大型化している。かつては片手で楽々と操作できていたiPhoneもiPhone6以後は画面が大きくなって、片手では操作し辛くなった。しかもさらに大きな「プラス」もある。iPnoneXでもその傾向は続いているし、アンドロイドでも画面は年々大きくなっている。タブレットもあるんだから、あまり大きくならないで欲しいものである。
iPhoneではSEというモデルがあり、これはiPhone5と同じ画面サイズを維持している。もちろん顔認証などの高級機能はついていないが、性能そのものは十分でしかも他のiPhoneより安い。小さいスマートフォンが欲しい人にはちょうど良いモデルで人気も根強い。ただ、発表以来既に数年たっており、モデルとしては古いものになってきていて、今後数年使うとなると、新品を買うのはちょっとためらう。
そこに「アップルが今年SEの新モデル、SE2を発表するらしい」という話が飛び出した。画面サイズが小さいモデルで、プロセッサも高性能化し、新機能にも対応してくれるとなれば、これは「買い」だ。iPhoneユーザーとしては、否が応でも期待が高まるというものだ。
と、こ、ろ、がっ!あれほど噂され、外観写真も流出していたにも拘わらず「今年の発表はない」という新情報が流れてきた。本気でガッカリした。 |