EnB 22号 目次
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■EYE
激変の年

■REPORT
TOYO、デジタルプラントを事業化へ
GEとの連携で新ソリューション目指す

■GLOBAL Business
・Kepco、NuGen買収で優先権
・Chevron、2018年に183億ドルの支出計画
・Petrofac、SOCARと職業訓練でJV設立
…Sasol、シェール開発/GTLから撤退
…Wood、Aramcoと労働機会創出でMOU

■TOPICS
富士古河E&C、海外事業を拡大へ

P+F、防爆機器の新製品展開

■Projects News
…RosneftとPertamina、石油石化計画でJV設立
…AramcoとSABIC、石油石化PJで合意
…Gulf Interchem、副産物から特殊化学品
…ADNOC、2025年で石化生産1,440万t/yに
…CepsaとADNOC、RuwaisにLABコンプレックス
…クウェートのガススィートニングプラントで入札
…UAEの石炭火力増強で関心表明
…カタール、Facility EでPQ実施
…Technip、Sitra製油所拡張を受注
…Jacobs、加CKPCのPDH/PP設備FEED業務を受注
…エジプト、計376MWの再エネPJ3件を推進
…ENI、コーラルサウスFLNGのプロファイ調達
…ExxonMobil、恵州の石化コンプレックスでMOU
…イラク、9鉱区の探鉱・開発で入札招聘
…米Davis製油所建設で認可取得
…KBR、インドでアンモニアのリバンプ受注
…KBR、Statoilから洋上CCSのFEEDを受注
…クウェートAl-Zour拡張でUOP技術
…Lukoil、Kstovo製油所ディレイドコーカーでFID
…CB&I、Jubail製油所リバンプを受注
…Poyry、トルコのダム建設を受注
…Thyssenkrupp、トルコでPETプラント

■NEWS Flash
・日揮、インドネシアでガス処理プラント
・TOYO、東ソーのエチレン分解炉受注
・JBIC、エジプト風力発電案件でプロファイ
・丸紅、タイの廃棄物焼却・発電設備に着工
・TGES、宮崎の病院向けエネルギー事業で優先権
・三菱重工、インダストリ事業改革
・MHPS、南ア向け3基目の石炭火力ボイラ引渡し
・AVEVA、相互運用性を強化
・富士経済、産業施設エネルギー消費実態調査
…3社JVでスリランカの高架橋受注
…横河、西バルカン初の排脱向けシステム受注
…Primetals、伊ビレット溶接システム受注
…Primetals、中国向けブルーム連鋳を完成
…荏原製作所、サウジのポンプワークショップ開所
…荏原製作所、ベトナムの浄水場にポンプ納入
…重工〜MHPS、ソリューション事業組織を設置
…NSENGI等、タイ・ホンダ向けオンサイト事業開始

■Environmental
・積水化学、“ごみ”をまるごと “エタノール”に
・西宮市と芦屋市、ごみ処理広域化の中間まとめ
・DOWA、焼却灰溶融処理・人工骨材製造施設が稼働

■Procurement
・横河電機、プラント情報管理システム
・トピー工業、建設現場の搬送支援ロボット
・日立パワー、余寿命推定の予兆診断システム

■Biomass
…林野庁、木質バイオマス熱利用・熱電併給事例集
…中山名古屋共同発電、石炭火力にバイオマス混焼
…藤崎電機、竹を燃料とするバイオマス発電所
…広島ガス・中国電力、バイオマス発電会社設立

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■最近のプロジェクト受注・契約状況

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 22号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…日本酒で有名な「獺祭」には杜氏が居ない。醸造工程は数値管理しているので、言ってみれば「日本酒プラント」で作っているのだ。杜氏が居ないことや、そうした作り方のせいで「日本酒とは認めない」という厳しい日本酒愛好家の声もあるが…。
 フランスワインは、AOC法によって産地によってブドウの品種や製法までが法で決められており、その要件を満たさなければ、原産地呼称(ボルドーなど)ができない。自国の酒文化をかっちりと守っていくことで、酒の品質と格を守ってきている。
 これに対して日本は戦時に日本酒文化を破壊した。いわゆる三増酒と言われるもので、醸造した日本酒にアルコールをぶち込んで、味を調えるため調味料も入れたものを売りだした。戦争が終わってもこれが続き、日本酒は不味い酒としての評価を固めていた。
 それが今、世界でも高く評価される酒として日本酒が注目されるようになったことに、獺祭もおおいに貢献した事は評価されるべきだ。最近、日本酒文化が復興してきているのは、獺祭をはじめとする新しい世代の酒造りへの情熱が基盤にある。フランスのように、製造方法まで決めつけて規制する必要はないし、数値制御でも基本の酒造りは同じだ。せっかく復興したのだから、二度と酒文化が破壊されないように望む。

○…Windowsの更新にはいつもイラっとする。更新のタイミングを基本的に選べないので、「さぁ、帰ろう」という時に更新プログラムが6つも8つもあるとか言われると、電源をぶち切ってしまいたくもなる。
 忙しいときに、大規模な更新でもあろうものなら、下手をすると1時間近くもパソコンが立ち上がらないということもあり、時間がない時には泣きたくなる時もある。
 それに比べてアップルの更新は、通知が来たあとは、いつ更新しても良い。更新しなくてもあまりうるさく言われないので、時間の余裕のあるときにゆっくり更新することができて、精神的な苦痛はさほど感じられない。
 もちろん、Windowsの更新もタイミングを選ぶように設定することはできる。しかし通知が分かりにくいので、放っておくといつまでも更新を忘れてしまう。そのままにしておくと、本当に重要な更新のときに、以前の更新を済ませていない為に更新できない場合もある。そうなると、以前の更新プログラムを探し出し、それをダウンロードしてから、さらに直近の重要な更新プログラムをダウンロードしなければならない。ひどい時にはそういう手間に二日間ぐらいかかる場合もあるので、標準の設定で、イライラしながらも更新を甘んじて受けていくほうが良いのだが、何の修行なんだ?

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