EnB 17号 目次
詳細 のマークがついているものは記事の内容がご覧になれます。

 

■EYE
複雑化したリスクへの政府対応は?

■GLOBAL Business
・Bechtel、Vogtle原発管理の困難
・Jacobs等、NNSS運営監理業務を受託
・GE、水処理で新技術“Bevpak”
…Sabic、オランダにPPパイロットプラント
…Air Liquide、ノルウェー企業を買収
…Lindeガス Totalとのパートナーシップを延長
…Honeywell、クウェートで技術サミット開催

■REPORT
受注増加に過大期待、収益性は慎重-2017年版エンジ白書

■TOPICS
「欧州へ高温ガス炉輸出」の奇妙

JFEエンジ、事業企画本部で500億

■Projects News
…Total、イラン石化PJで予備合意
…Dominion、バージニア州で揚水発電
…オクラホマでガスギャザリングシステム
…旭化成、中国で製造能力拡大へ
…DIC、小牧のPPSコンパウンド増設
…Keppelオフショア、インドネシアで小規模LNG
…浙江石油・化学、EB/SMでBadger技術を採用
…Ineos、欧州で新VAMプラントを建設へ
…TR〜大宇建設、Duqm製油所P1を受注
…Saiem〜CB&I、Duqm製油所向けタンクを受注
…CB&I、中国XHTCのPDHプラントにライセンス
…Jacobs、医薬品プラント受注
…Petrofac,サハリンのプロセス設備受注
…インドで竹バイオリファイナリー
…Wood Group、INPEXからサブシー契約
…AFW、米メタノールプラントのEPCを受注
…Aker、StatoilからFEED業務を受注
…Arkema、PVDFを増強
…Air Products、中国で合成ガスコンプレックス
…Air Liquide、PEMEXと水素供給契約
…Honeywell、Shuaiba石化の効率向上
…Dangote、Lagos製油所自動化システム
…Mammoet、Soharでヘビーリフト・輸送業務受注

■NEWS Flash
・インフラ輸出、最短1年半に迅速化
・東芝プラント、バングラデシュの石炭火力工事受注
・MHPS、セルビアで世界最大級のFGDを受注
・RITE/川重など、省エネ型CO2回収システムを実証
…東芝、トルコの地熱向けSTG受注へ
…HZI、トルコでごみ焼却発電
…住友商事、20億円で米に硫酸貯蔵基地
…アズビル、エネマネ事業で複数選定
…MHPS、原子力発電向け74in最終段翼開発完了
…MHPS、南ア・クシレ発電向けボイラー所号機完成
…関電/MHPS、AI火力運用サービス協働開発

■Procurement
・日立産機、クラウド監視サービス対応の空気圧縮機
・横河ソリューション、最適操業支援サービスを提供開始
・日立造船、長尺膜モジュール搭載機種が技術認定取得

■Environmental
・守山市、環境施設整備・運営事業の実施方針を公表
・香芝・王寺組合、ごみ処理施設整備運営事業を公告
・北九州市 新日明工場整備でPFI等導入可能性調査
・鹿児島市、新南部清掃工場の事業者に川崎重工G

■Data File
・2017年7月の環境装置・産業機械受注状況
・エンジニアリング業の2017年7月の動向

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 17号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…前回のこの欄で、クラシック音楽が大きな役割を果たしている映画についてその一端を述べた。もとより、邦画、洋画を問わずクラシック音楽がストーリーの主体となっている映画は数多い。それらすべてを見たわけではないので評価を下すのは無謀かも知れないが、私見でいえばその最高峰は1984年に制作された「アマデウス」であると思う。
 ご覧になられた方も多いかも知れないが、簡単に内容を紹介する。天才作曲家である「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト」の謎に満ちた死の原因を、当時実際に囁かれたという宮廷作曲家「サリエリ」による殺害説にそって物語は進む。ピーター・シェーファーによる舞台劇「アマデウス」の映画化であるためであろうか、豪華絢爛たる装飾、衣装にいろどられ、効果的に音楽が流れる。その音楽も素晴らしいが、映画では音楽に興味がない人もミステリー的な展開に魅入られる。努力の凡人サリエリと、破天荒な天才モーツアルトの関係が大きなポイントになっている。夭折したアマデウス・モーツアルトは、残された資料によれば実際に下品な人物だったともいわれる。しかし、その残された音楽の素晴らしさは言うまでもない。我々凡人にできるのは、その偉大な業績を聴けることを喜ぶだけである。

○…自宅パソコンの調子がおかしい。まだ2年ちょっとしかたっていないのに、修理に出さなくてはならなくなってしまい、腹立たしい思いをしている。以前使っていたパソコンは突然、起動しなくなってしまい、どうしても買い替えざるを得なくなって、同じメーカーの最新型に換えたのだが、このざまである。ちなみにこのパソコン、台湾製でも中国製でもなく国内メーカーのものである。それなりの性能で、比較的安いので、引き続き同じメーカーのものにしたのだが、どうやら失敗だったようだ。
 最近、国内メーカーのパソコンは評価が低くなっている。台湾や中国などのメーカーの品質が高くなっていることもあって相対的に国内製パソコンの一部には品質には問題があるようだ。
 もっともパソコンオタクはもともと国内メーカーのパソコンなんかさほど見向きもしなかった。余計なソフトが乗っていて、カスタマイズしにくいうえに価格が高い、と好まれなかった。その代わり、海外製には色々と問題があったのも事実だが、ある程度慣れてしまえば、台湾製・中国製パソコンはコストパフォーマンスの高いものだった。それが最近では、品質も向上しサポートも充実し、国内メーカーに遜色のないレベルとなった。だが、価格も遜色なくなってしまったのは、残念。
 

最新号目次へ

Copyright (C) 2002 ENGINEERING JOURNAL CO,.LTD. All Rights Reserved.