EnB 15号 目次
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■EYE
水素の方向性やいかに

■INTERVIEW
将来見据えた基盤固めを社員とともに
技術・インテグレーション力で付加価値向上へ
千代田化工建設代表取締役社長 山東 理二氏

■GLOBAL Business
・Jacobs、CH2Mを買収へ
…Jacobs、ChevronとMSA契約を改訂
・CB&I、技術部門を売却へ
…KBR、サウジIKTVAに対応
…Fluor、2,400万ドルの損失計上
…米NRC、ユッカマウンテン計画を再開へ

■TOPICS
受注環境好転も国内は変調-プラント業界の第1四半期

海外プラント成約、本邦輸出が減少

■Projects News
…Aramco、Hawiyah拡張で入札
…クウェートで大規模太陽光発電が入札へ
…Masdar、GCC初の大規模風力
…USTDA、ナイジェリア製油所FSを助成
…ベトナム石化コンプレックス、来年着工へ
…Petrofac等、DRPICの第2パッケージ受注
…AFW、Totalの製油所のFEED業務受注
…Air Liquide、イランでMTPプラント建設へ
…AMEC、西豪州のアンモニアで保守サービス
…BHP、銅鉱山延命計画を推進
…Eastman、マレーシアでPTEG増産へ
…中国CEEC、パキスタンの製油所計画を受注
…Fluor、味の素のアミノ酸拡張計画を受注
…Fluor、Petronasからイソノナノール受注
…Wison、FormosaのLDPEを受注
…W.R. Grace、カナダCKPCにPPプロセス供与
…印Barmer製油所計画でJV構成
…Indian Oil、グジャラート製油所拡張を推進へ
…Chandra Asri、クラッカーリバンプでCB&I
…Ineos、ドイツにキュメンプラント
…Jacobs、メキシコでアンモニアプラント
…KBR、アブダビでPMC/FEED業務
…KBR、BPからプレFEED受注
…KBR、ロシアのアンモニアプラント改造を受注
…Saipem、Al Zour製油所のPPL建設受注

■NEWS Flash
・千代田化工、未来エンジニアリングに挑戦
・NSENGI、ソリューション・海外を拡大
・IHI、火力ボイラ相次ぎ受注
・MHPS、GT発電プロジェクトを連続受注
・NSENGI、高炉関連PJを相次ぎ受注
…TGES、バングラデシュでLNG基地FS
…伊藤忠商事、米で大型ガス火力
…双日、パラオ国際空港を運営へ
…双日、メキシコ最大の太陽光発電事業に参画
…日機装、米CIグループ株式取得を完了
…JFEエンジ、環境関連子会社を再編
…日立造船、タイ現地法人が業務開始
…日立製作等、宮城で低炭素水素実証を開始

■Environmental
・奈良県香芝市等、PFIで実施の実施方針公表
・霞台厚生施設組合、ごみ処理施設事業者に日立造船G
・産総研、ごみ焼却灰の有効活用と省エネルギー化
・宝塚市、新ごみ処理施設の基本設計を秋にも委託

■Data File
・2017年6月の環境装置・産業機械受注状況
・エンジニアリング業の2017年6月の動向

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 15号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…「先生」と呼ばれる職業は、それほど多くあるまい。どのような職業が「先生」と呼ばれるにふさわしいか。代議士「先生」はさておいて、学校の教師、病院の医師は「先生」と呼んでもそれほど違和感がないであろうし、大方の納得が得られるのではあるまいか。その教師と医師は、ともにある傾向で共通しているようだ。ブラック企業顔負けの「労働過多」である。
 しかし、労働過多による報酬は医師の方が恵まれているようなイメージがある。どうやら悲惨なのは学校の教師であるようだ。文部科学省の調査によると、小中学校の平日の平均勤務時間は11時間を超えるという。中学校の教師になると6割近くが過労死ラインに到達しているらしい。帰宅時間は夜10時、11時がザラ。それでいて朝7時には出勤して部活の指導など業務がびっしり。家族との会話もほとんどないのが実情だ。しかも、残業代は出ない。
 あるスポーツの関わりで中学校の顧問教師を長らく見てきた。土日にもかかわらず朝8時前から部活の指導。地区大会、新人戦、県大会予選会、県大会と公式日程も目白押しだ。あちらこちらの会場へ移動して生徒に張り付く。夏休みも休めない。言うことを聞かない子どもを相手に奮闘している。しかし、父兄も含めて「先生」と尊敬しているかといえば、どうもそうは思えない。悲惨な職業かも?

○…自宅を引っ越した。移動距離にして約400mという近場での引っ越しなので、これまで利用させていただいていたお店も、引き続き使わせて貰える。しかし、目に入る周囲の風景は大きく変わったように感じる。行動も自然と変化してくるもので、これまで使っていた駅の一つは、あまり使わなくなりそうだ。
 引っ越しで一番、驚いたのはの荷物の多さだ。引っ越しの数週間前から、モノはできるだけ捨てよう、と荷造りしていたつもりだったが、「一体、どこにこんなに入りこんでいたのか?」というぐらい、多くのモノが次々に出てくる。殆ど使わないものが奥の方からどんどん姿を現す。ついには引越業者さんにまで「荷物多いですね〜」と言われてしまった。これに懲りて、今後はモノを増やさないよう、心がけなければならない、と肝に銘じた。
 その一環として、昔から保有していたレコード約40枚を売りに出すことにした。プレイヤーがなくて聞けないし、40枚でも結構重いので整理するに厄介なので、近くの買取店まで、手分けして何とか持っていった。査定してもらって2,000円にもなれば良いか、と思っていたのだが、何と全部で7,000円もの値が付いてビックリ。希少版が入っていたようで、それ1枚で1,800円もする。お店には「またお願いします」と言われたが、残念ながらもうありません。

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