EnB 10号 目次
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■EYE
技術だけでは…

■GLOBAL Business
・Aramco、米企業と総額500億ドル規模のMOU
・KBR、IBMと協業へ
・CB&I、PPパイロットプラントの運転開始
…Lindeと露電力機器のJV、欧州で承認
…Air Liquide、中東に水素パイプライン完成
…ChemChinaとSinoChem、来年にも統合か

■REPORT
損失から回復へ
2016年度プラント業界決算

■TOPICS
2016年度プラント受注は1,530億円、産機受注は10.2%減−産機工

■Projects News
…Dow Chemical、40億ドル投資計画
…CKPC、プロピレン計画でFEED
…HPCLとMittal、Punjab州で石化計画
…Aramco、中国で石油・石化PJ
…Akzo Nobel、インドでMCA生産JV
…Convestro、上海でPC増強
…CB&I、中国でフェノール設備受注
…LyondellBasell、La PorteのHDPEに着工
…Honeywell、ヨルダンの製油所拡張でライセンス
…Bechtel、Stonewall発電設備を完成

■NEWS Flash
・日揮、ウラジオストックでリハビリ事業
・千代田化工、ユーグレナ等と資本提携
・日揮、新社長に石塚氏
・NSENGI、欧州で廃棄物発電を連続受注
・MHPS、国内を再編、ワルシャワに事務所
・横河レンタ・リース、計測器をクラウド管理
…Hitz、フランスでバイオガス製造装置を受注
…横河電機、RAPID計画向けアナライザハウス受注
…JBIC、アルゼンチン国鉄向けバイクレ供与
…三井造船、MAN D&Tとの協業を拡大
…三井造船、日本初の機械式波力発電設置
…NSENGI、タイ横浜タイヤ向けオンサイト事業開始

■Procurement
・日立産機、メガソーラ向け多巻線変圧器
・富士電機、超高効率モールド変圧器
・横河電機、データ収集制御システムの機能強化

■Environmental
・大阪市・八尾市・松原市環境組合、実施方針を公表
・富山市、下水汚泥活用のメタンガス発電事業
・明電舎、神戸市とB-DASHプロジェクトへ提案
・ヤンマー、廃食油燃料のコジェネ製品

■Data File
・2017年3月の環境装置・産業機械受注状況
・エンジニアリング業の2017年3月の動向

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial  詳細へ

EnB 10号 表紙

 

 

EDITORAL
編集後記

○…トランプ政権が発足してから100日以上が経過した。これまでの言動、行動をみると異色のアメリカ大統領と言っていいだろう。熱狂的な支持者に取り囲まれての大統領就任である。ポピュリズム、米国第一主義者、差別主義者等々様々な批判が浴びせられているが、批判には一顧だにしないようである。事実、就任後に様々な問題が起き、傍から見ると危ういとしか言いようがない。
 とはいえ、世界一の経済大国の指導者である。経済的にも政治的にも日本に大きな影響を及ぼす。その功罪をここで論じるのは当欄には相応しくない。評論家に任せるほうが賢明だ。
 ただ、トランプ大統領のおかげで覚えた言葉が二つある。一つは「オルタナ・ファクト」。もう一つは「ネポティズム」だ。オルタナティブ・ファクト。日本ではオルタナ・ファクトと省略されることが多いこの言葉を直訳すると「代替的な事実」。真実に代わる「もう一つの事実」という意味だ。簡単に言えば自分に都合の悪い「事実」は真実ではない、ということに他ならない。
 為政者にとって「オルタナ・ファクト」とはなんと都合のいい言葉か。マスメディアに糾弾されても、「もう一つの事実」があると主張すればいい。自分の意見に固執し、意見をあくまで通すのに便利だ。今度つかおう。

○…ランサムウェアへの注意が促されていたので、対策がされているアップデートを会社のパソコンで行おうとした。ところが、アップデート自体が機能しない。何時まで経っても、更新プログラムを確認中のままで全く進行しない。他のパソコンはとっとと終わっているのに自分のパソコンだけが、アップデート出来ないという事態となった。
 色々と検索してみると、過去に更新された必要なプログラムがダウンロードされていないらしい。そう言えば以前、更新プログラムがパソコンを閉じようとする時に始まってしまい、仕事を終えて帰ろうとしているのに、中々帰れないということが良くあった。これが腹立たしくて、なんとか自分の都合のよい時にダウンロードするよう設定できないか、と考え、その方法を調べて、実行していた。お陰で帰り際はスッキリしたが、結局必要なダウンロードをしないまま、放置しておいたため、更新プログラムそのものが動かなくなってしまっていた。これを回復するために必要なプログラムがいくつかあり、それらをダウンロードして、なんとか更新プログラムの機能を回復。そしてやっとの思いでランサムウェアに対応した更新も実施することが出来た。だがこの間、まる二日もかかってしまい、大変な目にあった。面倒でもプログラムの更新は、自動設定にしたままの方が、良いようだ。

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