○…トランプ政権が発足してから100日以上が経過した。これまでの言動、行動をみると異色のアメリカ大統領と言っていいだろう。熱狂的な支持者に取り囲まれての大統領就任である。ポピュリズム、米国第一主義者、差別主義者等々様々な批判が浴びせられているが、批判には一顧だにしないようである。事実、就任後に様々な問題が起き、傍から見ると危ういとしか言いようがない。
とはいえ、世界一の経済大国の指導者である。経済的にも政治的にも日本に大きな影響を及ぼす。その功罪をここで論じるのは当欄には相応しくない。評論家に任せるほうが賢明だ。
ただ、トランプ大統領のおかげで覚えた言葉が二つある。一つは「オルタナ・ファクト」。もう一つは「ネポティズム」だ。オルタナティブ・ファクト。日本ではオルタナ・ファクトと省略されることが多いこの言葉を直訳すると「代替的な事実」。真実に代わる「もう一つの事実」という意味だ。簡単に言えば自分に都合の悪い「事実」は真実ではない、ということに他ならない。
為政者にとって「オルタナ・ファクト」とはなんと都合のいい言葉か。マスメディアに糾弾されても、「もう一つの事実」があると主張すればいい。自分の意見に固執し、意見をあくまで通すのに便利だ。今度つかおう。
○…ランサムウェアへの注意が促されていたので、対策がされているアップデートを会社のパソコンで行おうとした。ところが、アップデート自体が機能しない。何時まで経っても、更新プログラムを確認中のままで全く進行しない。他のパソコンはとっとと終わっているのに自分のパソコンだけが、アップデート出来ないという事態となった。
色々と検索してみると、過去に更新された必要なプログラムがダウンロードされていないらしい。そう言えば以前、更新プログラムがパソコンを閉じようとする時に始まってしまい、仕事を終えて帰ろうとしているのに、中々帰れないということが良くあった。これが腹立たしくて、なんとか自分の都合のよい時にダウンロードするよう設定できないか、と考え、その方法を調べて、実行していた。お陰で帰り際はスッキリしたが、結局必要なダウンロードをしないまま、放置しておいたため、更新プログラムそのものが動かなくなってしまっていた。これを回復するために必要なプログラムがいくつかあり、それらをダウンロードして、なんとか更新プログラムの機能を回復。そしてやっとの思いでランサムウェアに対応した更新も実施することが出来た。だがこの間、まる二日もかかってしまい、大変な目にあった。面倒でもプログラムの更新は、自動設定にしたままの方が、良いようだ。 |