EnB 05号 目次
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■EYE
水素機器メーカーのぼやき

■REPORT
拡大図る日揮のビッグデータ事業

■GLOBAL Business
・LNG需要が供給に追いついた−Shellが見通し
・2016年のMENAでのHC投資は34%減
・WodsideとGE、LNG燃料サービスで協定
…McDermott、サブシー建設船を取得
…QP、QVCと統合してQAPCOへ

■TOPICS
ハネウェル、IIOTでプラント統合化

産機受注、2017年度は受注4.2%増

海外子会社PE成約実績、4.2%減

■Project News
…Aramco、RAPID計画に70億ドル投資
…西豪州で揚水発電
…Wintershall、イランの石油・ガスで投資検討
…Enterprise Products、C4 Oleflex技術採用
…エチオピア最大の水力発電、450MW増強へ
…KBR、LG化学の大山石化にライセンス
…江蘇盛虹石化、A-MTOユニット試運転
…印BPCL、石化コンプレックスを計画
…Jacobs、パプアの石油ガスのEPC受注へ
…Jacobs、Chemoursからフィールドサービス受注
…ジャマイカ製油所を増強・近代化へ
…KBR、インドのアンモニアプラント改修を受注
…Laffan Refinery 2、稼働開始
…McDermott、Hessからサブシー工事受注
…Davis製油所計画で製品供給契約
…オマーンSohar製油所、コミッショニング
…Inglesideエチレンが運転開始へ
…Siemens、サウジからFクラスGT5基を受注
…POSCO、浦項製鉄所高度化へ
…ExxonMobil、米湾岸で10年間に200億ドル投資
…AFW、Shellと下流EPCMでEFA締結

■NEWS Flash
・日揮、BOG発電システムを開発
・TOYO、インドネシアで連続受注
・東芝プラント、カンボジアの石炭火力を受注
・MHPS、ケニア・オルカリアX地熱発電設備受注
・住友重機械、FWエナジーを買収
・三菱重工、AIエネルギーソリューション事業開始
…三井造船、フェロー諸島向けDE発電受注
…HZI、コンポガスプラント受注
…JFEエンジ、福岡でバイオマス発電受注
…JEEエンジ等八幡平地熱を開発段階へ
…台湾桃園国際空港線が開業
…EMAS CHIYODA、チャプター11申請
…プラント関連部門組織改正

■Procurement
・重工サーマル、高効率空気熱源の熱風発生装置
・三菱化工機、大型の回転式セラミック膜フィルター
・三浦工業、ボイラ効率97%の油焚き蒸気ボイラ

■Environmental
・東電FPとJFEエンジ、インフラサービスで合意
・新日鉄住金エンジ、下水汚泥固形燃料化の建設受注
・JFE環境、JR東日本とバイオフードリサイクル事業

■フォーラム

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■エンジニアリングダイジェスト

■Editorial 詳細へ

EnB 05号 表紙

 

EDITORAL

●編集後記

○…日本人の活躍がそれほど珍しくなくなったメジャーリーグベースボール(MLB)で今年から適用される大きなルール改定があった。「敬遠の省略化」である。四球投げなくとも、球審へ監督からサインを送るだけで打者を敬遠、歩かせることが出来るようになった。狙いは、試合のスピードアップである。しかし、2.6試合に1回しかない敬遠を対象にしているわけだから、それほど試合がスピードアップするとは思われない。逆に「試合が面白くなくなる」という意見も多い。日本のプロ野球でも、敬遠の球が暴投となってサヨナラ負けという試合もあったし、敬遠球を無理に打って得点を上げたというケースもある。どうやら日本では、「試合の醍醐味が減退する」という見方が多いような気がする。
 実は、ソフトボールルールでは、敬遠の申告だけで打者を歩かせることができるのは数年前から実現している。このほか、ソフトボールでは捕手のテンポラリーランナー制度、投球の20秒ルール、打撃姿勢の10秒ルールとか試合進行の促進ルールが多くある。試合のスピードアップが試合を面白くするという配慮だろう。
 今回のMLBの決定はかたや投手にとってはどうだろう。田中、ダルビッシュ、前田、岩隈など先発投手の負担は軽減するはずだ。どちらがいいか、一概に判断できない。

○…毎年、この時期に開催される、大規模なエネルギー関連の展示会を、今年も覗いてきた。風力や太陽光、水素、火力、スマートコミュニティと、実に幅広い内容であるので、全般に関心のある人にとっては、一度で色々な情報が入手できる機会となっている。
 だが今年、さらに新しい分野まで手を広げてきた。こうなると、あまりにも幅が広すぎて、もう何処を見ればよいのか、なかなか焦点を絞り切れなくなってきた。
 なので今回は「ココとココだけ見よう」と心に決めて会場に向かったのだが、この「ココとココ」は会場となったビッグサイトのの端と端であった。しかも、一方は東展示場を通り抜けた先で、一度外に出なくてはならない。そこから西展示場の一番上まで、ず〜っと移動しなければならないのである。
 ところで展示会といえばちょっと歩いただけで、色々な資料が手に入る。そして歩けば歩くだけ、資料はずしんと肩に重くのしかかっていくのに耐えなければならない。その重たい資料をぶら下げながら、端から端まで歩いて移動しなければならないので、これはちょっとした苦行である。
 あれだけ広いのだから「セグウェイとは言わないまでも、自転車ぐらい貸し出ししたっていいじゃないか」とボヤキながら、この道行きをなんとか乗り越えて行ったのである。

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