○…お正月の恒例となってきた行事の一つに「荒れる成人式」があげられるのではなかろうか。荒れる若者は、今年で言えば123万人の新成人のほんの一部かも知れない。しかし最近、テレビで彼等の傍若無人ぶりの暴れ方をみていると「ほんの一部」で片づけてしまっていいものかと思っている。
テレビ局が、荒れることを前提(期待?)にして成人式会場を撮影しているとまでは思はないが、個人が撮影した荒れた場面を何とか手に入れ、暴れた当人にコメントを求めて何度も放映する場面があった。 その会場にいた出席者も含めたそれらのコメントを聞いて唖然とした。暴れた成人は、「とにかく目立ちたいだけ」と悪びれることもない。その場にいた出席者もさほど憤ることもなく、傍観者に徹する。
この現象を捉えて「全く意味をなさないと思われる暴走族の同窓会=成人式」とまで言い切った人もいる。成人式が「わざわざ税金を投入して無駄に挙行されているのではないか」というのだ。かっての全共闘など怒れる若者が皆無といっていい状態になっていることは事実であろう。
この「荒れた成人式」は今後ますます広がっていくに違いない。社会全体がこれを受け入れている気がする。
○…年末に自宅のインターネット回線を換えたのだが、そこのホームページを見ると電気供給の紹介があった。
昨年4月に電力自由化が施行され、電力会社を自由に選べるようになっていたが、いまひとつ乗り気になれず、電力会社選択を放っておいた。しかしネットを乗り換えるというのも良い切っ掛けかと思い、電力会社比較サイトで調べてみると、我が家にとって最安という訳ではないものの、ネットとのセットでの割引もあるし、なんとキャシュバック・キャンペーンまであるのでに申し込むことにした。もちろん、ウェブで申込出来るので、電力料金票を片手に、必要事項を入力していくのだが、これに結構、手間取った。それでもなんとかかんとか申込みを終えて、現在は乗り換え待ちの状態である。
電力会社を変えるなんてのは人生で初めてなので(当然だが)、SNSで報告させていただいたところ、周囲は意外と、既に電力会社を乗り換えたという人が多かった。要するに自分は遅乗りだったのである。
既に乗り換えた人の多くが、やはり東京ガスにしていて、ガスと電気は一つの請求書になっているようだ。ケーブルTVとセットにしている人もいるようで、皆、支払いを纏めたい。ならば水道代と電気のセットはいかがだろう。水道局が電気事業をしてみては? |