○…10月末から11月初旬にかけて東京モーターショーが開催された。今回のショーで最も注目を集めたのは「自動運転」らしい?
「らしい?」というのは、長いことモーターショーに行ったこともなければ今回も行っていないし、新しい技術に特に興味を持っている訳でもないから確かめたわけではないからだ。ところがいろいろな情報媒体が扱い、また報道でも「自動運転」の話題がいやでも目、耳に入ってくる。個人的には、時々運転もするし、自動車に関することにまったく興味がないわけではない。
しかし、正直に告白すると、「自動運転は本当に必要なのか?」、いったい「誰が必要としているのか?」と考えてしまうのだ。本当に「自動運転」へのニーズはあるのだろうか。
すぐに思いつくのは高齢で運転がおぼつかない方、また身体に障害のある方も運転が可能になるかも知れないということだ。自動運転であればボケていようが逆走はしないだろうし、事故は減るだろう。また、開発されればノニーズはついてくるという考えかたもあるだろう。
だが、「自動運転」がいろいろと悪用される場合も出てくるだろう。すぐに、誤爆の多い無人爆撃機を思い出してしまう。技術が開発されることによるメリット、デメリットをよくよく考えなければならないと思うが…。
○…東芝の問題というのは実に悩ましい。といっても、不正会計の話では無い。かれこれ5〜6年も使っていた東芝製パソコンが使用中に突然再起動してしまうという事態が発生してしまった。通常、こういった問題はOSを再インストールすれば大体は直るのだが、どうやら東芝のダイナブックに関しては、マザーボード上の特殊なパーツの問題らしくて、ネットでは結構、報告が上がっている。そのパーツが壊れやすいので、そういう現象が他の機種より起きやすいという話だ。
パソコンを普段から良く使っている人は、日本のメーカーのパソコンを遠慮する人も多い。品質は良いのだが、余計なソフトウェアがいっぱい積まれているのを嫌う。その分を減らして、価格を安くすれば良いのにといつも思う。日本のメーカーは初心者を対象としたパソコンを意識しすぎていて、海外メーカーのようなシンプルで安いものはあまりない。その代わり海外メーカーのパソコンはトラブルが多い、というのが今までの常識だった。しかし実際には日本のパソコンもトラブルは多い。自分の経験で言えば、台湾製のパソコンが一番トラブルが少ないように思う。一方中国製では悪評高いBaiduが乗っていたりするので、国内外の差はあまり無くなったようだ。 |