■EYE 商業化した再エネ
■INTERVIEW プラントデータ相互運用で新パラダイム ISO 18101で実証プロジェクト Alan T.Jhonston氏 & Paul van Exel氏
■GLOBAL Report 2015年1四半期中国海外プロジェクト受注、455億ドル 前年比30%弱と急増
■GLOBAL Buslness ・GE、2018年までに大半の金融事業から撤退 ・Halliburton・BakerHughes株主、合併を承認 ・Rosatom、原子力発電開発に本年67億ドル投資を計画 …Bombadier、鉄道車両事業の分離・売却を検討
■TOPICS 日揮、工事遅延等で業績下方修正
施設開設相次ぐ水素システム
■Projects News …三菱商事、カタールのIWPPで優先権 …三星物産、アブダビLNG設備で1番札 …マレーシアでオレオケミカルプラント計画 …Areva、印Jaitapur原発へのEPR導入を準備 …印GSFC、メラミンプラントを計画 …イラクで再エネ入札でEOI …Edmontonに原油貯蔵設備計画 …PJM、800MWGTCC建設を計画 …Shell、Monacaの石化PJでAir Permit …Braskem、米で新規PPプラント建設を検討 …Celaneseと三井物産、テキサスでメタノール …AFW、製油所の技術サービス受注 …Duke Energy、500MWのソーラーを追加へ …Total、テキサスで17億ドル石化プラントを計画 …ExxonMobil、テキサスプラントをスケールアップ …SIグループ、ブラジルでホルムアルデヒド …Flint Hills、KBRに製油所拡張を発注 …EuroChem、Tecnimontに肥料PJのEPC発注 …KBR、AramcoのオフショアPJを受注 …SOCAR、TecnimontにPPプラント発注 …AFW、パイプラインO&M受注 …Petrofac、イクシスLNGの保全プログラム受注 …現代エンジ、トルクメニスタンで製油所受注 …ハンファ建設、イラクでインフラ施設工事受注 …スペイン企業がメキシコでGTCC受注 …Shell、シンガポールのエチレンリバンプを完了 …印Riliance、PET/PTAプラントを完成 …サウジの肥料プラント、完成遅れ
■NEWS Flash ・三菱グループ、トリニダードでメタノール/DME事業 ・東芝、メキシコ複合火力向けSTG受注 ・PWPS、ギニア向けにGT発電機3基受注 ・日立製作所、中国向け医薬品製造管理システム納入 ・Hitz、上海向けごみ発電を完成 ・NEDO、酒田港で波力発電の実証試験を開始 …TOYO、信越化学の米エチレンを受注 …東芝、米国電力需給調整用に蓄電池受注 …東レ、韓国向けにUF膜を受注 …横河、インドネシアでパートナーシップ …タクマ、バイオマス発電受注 …新日鉄住金エンジ、ストーカ炉市場に参入 …神鋼環境、微量PCB汚染変圧器の現地処理開始 …荏原環境プラント、岩見沢向けストーカ炉を納入 …MHPSグループで集じん装置新会社設立 …三菱重工、横浜・金沢地区を国内外拠点に移管
■Procurement ・横河電機、レーザガス分析計「TDLS8000」を開発 ・川重冷熱、超省エネルギー型ジェネリンク ・テイエルブイ、給湯器の大容量タイプ
■海外・国内主要プロジェクトの動向
■データ・ファイル
■エンジニアリングダイジェスト
■Editorial
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世界エネルギー機関(IEA)によると、日本のLNG輸入額を減らすには原発を再稼働するより、原油価格の低下の方が効くという。それだけ日本は原油および原油リンクの天然ガスへの依存度が高いということだ。 また一方でIEAは再生可能エネルギーの価格が世界的に低下し、一部の国では最も安い電源となっているということを示している。再生可能エネルギーの価格低減は、2010年にIEAが予想したよりも早く進んでおり、もはやエネルギー源としての競争力は十分に高くなっていることは疑いようがない、としている。実際、ドバイでは太陽光発電のコストは6円/kWとなっており、ウルグアイでは全く補助金なしで、他の電源に対して最も低い価格で応札されたという事例も出ている。 欧州でもドイツは既にグリッドパリティに達しているとしているように、風力を中心に価格は下がった。米国でも多くの再生可能エネルギー投資が行われている。 (以下略)
○…欧米の雑誌、新聞社などが「史上最も影響を与えた100人」という企画を何度か行っている。そこでまず名前が挙がるのは「キリスト」だ。では、時間を区切るとどうだろう。1998年に米ライフ誌が選んだ「この1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」をみた。当然、欧米人の価値観に貫かれた人選であろう。 その中で、日本人がただ一人選ばれていた。浮世絵師の葛飾北斎である。90歳まで生きた北斎の代表作『冨嶽三十六景』を書いたのは71歳前後だという。北斎が75歳の時に出版した『富嶽百景』の一文に「70歳前描くところは実に取るに足るものなし。……90歳にしてなおその奥意を極め100歳にして正に神妙ならんか」と豪語している。まさしく現代人が見習うべき「老人力」である。 北斎と同じく風景画を主体とした浮世絵師「歌川広重」も、ヨーロッパの絵画に深刻な影響を及ぼしてる。ゴッホ、モネなどにも大きな影響を与えた。その広重の「東海道五十三次」で前々から気になっている絵がある。日本橋「江戸出立」から五十三次を経て三条大橋の「京都到着」までの55枚の木版画のうち「蒲原宿」である。「雪の夜」の蒲原をあらわしたその絵は大雪の場面である。私の父母が生まれた土地をあらわしたその絵は、北斎の絵より気に入っている。
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