EnB 1号 目次
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■EYE
信頼性向上と社会貢献 詳細へ

■INTERVIEW
エンジニアリング業界からの情報発信が課題に
将来展望の議論や対外ミッションの継続的な実施が重要
経済産業省国際プラント推進室長 國友宏俊氏

■2006年 企業トップの年頭所感

■REPORT
縮小する?世界のLNGプロジェクト
上半期海外プラント成約、4期連続で100億ドル超

■TOPICS
2007年の国際石油価格は高値維持
ロケット打上げ民営化がスタートへ
JFEエンジ、事業構造改革を推進

■Global Report
ハイドロカーボン分野のブーム、2007年も継続
2007年のハイドロカーボン産業支出予測
2006年の韓国海外建設受注額、過去最高を記録

■GLOBAL Business
・中国、4基の新原発にWestinghouseのAP1000を選定
・AMEC、新任CEOのもとでの再編計画を発表
・GE、水力発電ビジネスを売却
・Simon Carves親会社Punj Lloyd、E&C企業体制を整備…Fluor、米国北東部にオフィスを開設
…Aker Kvaerner(AK)、製紙・電力事業売却が完了
…GEA、Lurgi買手決定を1月中旬に延期
…Lindeのフォークリフト事業売却、EUが承認

■NEWS FLASH
・三菱重工、チリから石炭火力をFTKで受注
・MODEC、ペトロブラスからFPSOを内定
・三菱重工、香港向けにターボ冷凍機6台受注
・「巨化CDM事業」で第一回目のCER取得
・新日鉄エンジ、溶融炉2件を正式受注
・MC塩浜向けに川重、IHIが受注
・日本ガイシ、環境プラントを分社化
・新日鉄エンジ、パイプラインと橋梁を分社化
・高効率ガスエンジン開発が活発化

■Projects News
…スラウェシLNG、今年にも建設開始へ
…豪GorgonLNGが認可取得
…CLP、LNGターミナル建設を希望
…PlutoLNGの投資額は11億ドル
…カタールGTLの廃水処理設備はVeolia
…Jubailでクロルアルカリ、EDCコンプレックス計画
…サウジMarafiqIWPP、Suezが獲得
…三菱化学がPTTフェノールにBPA技術ライセンス
…タイでTechnip、Simon Carvesが化学プラント受注
…石炭液化プロジェクトが具体化へ
…西部石油、CCRを新設

■連載
しらないでは済まされない!
海外プロジェクト建設法律のミソ
Vol14「設計変更、追加工事。Has it been confirmed?」
(その1)

■海外・国内主要プロジェクトの動向

■データファイル

■エンジニアリング・ダイジェスト

■フォーラム
襲名披露

■EDITORIAL 詳細へ

EnB 1号 表紙

 

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信頼性向上と社会貢献
 エンジニアリング会社は現在、新規プロジェクトの受注もままならないほど、多くのプロジェクトを抱えている。それも超大型で複雑な案件を複数抱えている状況だ。従って、当面のエンジニアリング会社の課題はこれらのプロジェクトを成功させることにある。超大型プロジェクトが一つでも失敗すれば、企業の屋台骨を揺るがしかねないからだ。また顧客にとってもプロジェクトの失敗は大きな痛手となる。顧客は「この会社は失敗するかもしれない」と思うエンジニアリング会社にプラント建設を任せることはない。巨大プロジェクトのEPCを受注していることは、それだけ日本のエンジニアリング会社の信頼性が高く評価されているということを示している。
  そしてその信頼に応えるのがこれからの数年間となる。プロジェクトを成功させていけば日本のエンジニアリング会社は巨大プロジェクトのハンドリング能力が周知され、今後計画されるであろう、全世界におけるメガプロジェクトへの参加が確実となっていくだろう。今年のエンジニアリング各社トップの年頭所感にも、プロジェクトの成功により、世界に対して信頼性を向上させていくという決意がにじみ出ている。それに加えて、日揮などは中東地域の国づくりをいかにサポートしていくかという「社会貢献」をも視野に入れ、さらなる企業価値の向上を目指すとしている。
  しかし、これだけ世界で高く評価されているエンジニアリング産業でも、国内での知名度は低い。その理由として、一つには直接個人消費に関係する業界でないために関心を得難いということがある。だが、その事情に甘えて、業界そのものからの発信があまりになされてこなかったことも事実だ。エンジニアリング業界は世界を舞台に活躍する産業だが、そのために国内でのアピールをおろそかにしてきた。
  昨年発足した産学人材交流センターは今、積極的に各大学を回り、新年度からはいくつかの学校でエンジニアリング業に関するコマを取得するなど、成果を出し始めている。アプローチすれば関心は得られる。エンジニアリング産業も国内での社会貢献にも視野を広げていく時が来たのではないか。
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編集後記

○…Only Yesterday. つい先日まであった店がいつのまにか空地になっている。町並みだけではない、ほんの一二年前までのやり方が通用しないことが少なくない。
 急成長する中国、変貌著しい上海で、テレビが昔の上海を懐かしむ老人に、今昔の比較をインタービューしていた。誰もが今の生活を良しとし、将来に希望をもっていた。日本の現在とは全く異なる。ほんの少し前の高度成長期の日本の姿にダブる。
 日本の変貌は中国とは違い、大きな転換期のそれ、行方の知れない不安感が漂っている。戦後あるいは昭和後期の高度成長を支えてきた社会構造、政治体制、経済体制、そして倫理までが寿命がきて、新たな体制の構築が必要な時代になった。このことは10年以上前から判明していることだが。
 現在、日本経済は好況がいざなぎ景気を超えて続いている。しかし、所得への波及が小さく消費は低迷したまま、好況感に乏しい。好調という自動車とて海外需要に支えられたもの。薄型テレビなど情報家電の過当競争はすさまじい。安倍内閣のいう成長戦略に具体性がない。
 将来展望がみえないので大衆の短期的要望に応えて部分的な変更が行われ、新たな歪が生まれている。教育・入札などなど様々な改革は根本的な展望とソフトランディングのもとで行われることを願いたい。

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