○…北朝鮮への経済制裁の声が喧しい。確かに拉致問題で有効な手立てがない中で、やれる手段はこれくらいしか思いつかない。だが、これを実行すれば6カ国協議のメンバー国のなかで、日本はますます孤立することになる。周辺の中・韓・露の3国は明らかに北朝鮮の体制移行のソフトランディングを望んでおり、現政権の犯罪行為である拉致問題での追及は望んでいない。米国はもはや東アジアに介入する余裕はなく、北朝鮮問題の主導権は中国にわたしており、北朝鮮問題は外交で解決と明言した。小泉政権は日朝国交正常化に拉致問題解決を課題とし、中途半端な解決が国民の北朝鮮への反発を招くという苦境に陥っている。
北朝鮮は2002年に私企業や自由市場の存在が認められた。市場経済化は2000年ころからなし崩しに始まっているという。独裁体制や経済的苦境が伝えられることはあっても、このような動きは否定的以外にはあまり伝えられることがない。北朝鮮は中国を見習って漸進的な市場経済化を進めており、てきているようだ。飢餓状態の人もいるのは事実だが、経済発展の恩恵がでて一部に富裕層が出ている。韓国・中国はこの動きを望みかつ支援している。そして党内の古参幹部を抑えながらこの政策を推進しているのが金正日であり、金政権崩壊は旧体制に戻ることでしかない。
○…個人的な経験談で恐縮だが、私は生来の運動音痴にも拘わらず、幾つかのスポーツにのめり込んだ経験がある。なぜ、運動神経はないと自覚したか。小学校以来、運動会の徒競走でビリから2番になったことがない。すべてビリであった。だから運動会は大嫌いだった。現在は、同じ年代の人と競っても負けないだろうと自負している。別に、奮起して鍛えたわけではないのに…
そんなわけで、スポーツに興味がなかったが40代で水泳にはまった。スイミングスクールに通い、4泳法をマスターした。仲間といろいろな大会にも出場した。ブレストを担当しメドレーリレーにも出場したが、如何せん運動神経の欠如。皆の足を引っ張るばかり。
それなら個人の責任でということで、次にゴルフにのめり込んだ。確かに、ゴルフは面白かった。冗談を言い合いながらラウンドする。気持ちのいいスポーツだ。けれど、いつもでたっても進歩しない。とうとう百を切れずに辞めた。運動神経のなさを露呈してしまった。
老齢に達しソフトボールにはまった。守れず、打てず、走れず3拍子揃っているが、十分楽しい。生涯スポーツと言われ、中高年チームも多い。もう少し早く取り組んでいたらと後悔している。お勧めのレクスポーツだ。
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