神奈川県がPFI事業で実施する新衛生研究所施設整備事業の入札参加者が明らかになった。県に入札書類を提出したのは6グループで、日揮を代表者とするグループも参加しているのが注目される。12月末には優先交渉権者が決定される。 同プロジェクトは、横浜市にある現在の衛生研究所を茅ヶ崎市に移転する計画。約2万uの県有地に延べ床面積約8000uの3階建て研究所を建設する。BOT方式で施設を建設するPFI事業に6グループが応募した。 伊藤忠商事、丸紅、大林組、三井物産、三菱商事、日揮がそれぞれ代表者となり、グループ応募した。日揮を代表者とするグループは清水建設、セントラルリース、日立キャピタル、大日本土木、日本管財が構成メンバー。 神奈川県は学識経験者3名、県関係者2名、金融関係者1名(日本政策投資銀行)からなる審査委員会で各グループの提案を審査する。入札方式は「総合評価一般競争入札」。入札予定価格は276億円。2001年1月中旬に落札者を決める。 |