インドPetronetが計画しているDahejのLNG受入基地で、11月15日に再度価格入札が実施される。同プロジェクトでは、今年3月に一度価格入札が行われているが、その後大幅な変更があったため、再入札となった模様。 同プロジェクトは、年間500万トンの受入能力を持つLNGターミナルを建設するもの。3月に行われた入札では事前資格審査を通過した8グループが応札したものと見られる。しかしその後、耐震性の評価を見直すなどの変更があり、再入札が行われることとなった。関係者によれば、Petronetは3月に実施された価格入札の札を開けていないのではないか、としている。そのため、事実上、今回の入札が最初の入札といえる。 今回の入札では、事前にPetronetがショートリストを作成し、日揮〜丸紅〜日商岩井〜KBR、石川播磨重工業〜TEC、テクニガス〜ブイグ〜テクニモントの3グループが参加する。Petronetでは、今回の入札価格でコントラクターを最終選定する模様であり、11月中にも発注先が決まる予定だ。LNGはカタールのラスラファンが供給することが決まっているが、入札が遅れているため、受入開始時期が延期される可能性が高い。 なお、PetronetはDahejとは別にCocinでも250万トンのLNG受入基地を計画しているが、これはDahejとは別パッケージで入札される模様。同社は、このプロジェクトをBOTで進めることも計画しているという。 |