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ジャパンエナジー、エンジ事業を一元化
日鉱エンジ、甲陽建設など関連会社を統合・再編



 ジャパンエナジーはエンジニアリング分野の受注競争激化に対応、日鉱エンジニアリング(資本金1億3,000万円、ジャパンエナジー出資比率80%)、甲陽建設工業(資本金31億6,800万円、同43.84%)、JOMOエンタープライズ(資本金5,000万円、同100%)、オートマックス(資本金2億円、同100%)4社に分散しているエンジニアリング事業を一元化する。日鉱エンジ、甲陽建設の統合を主軸に再編し、一層のコスト競争力強化を図るもので、2001年4月までに、@株式交換制度の活用で東証2部上場会社である甲陽建設を完全子会社とし、それに伴い甲陽建設は上場廃止とする、A甲陽建設は一段の効率化を実施した上で日鉱エンジと合併する(存続会社は日鉱エンジ)、BJOMOエンターのエンジニアリング部門を2001年1月施行予定の会社分割制度を活用して日鉱エンジに統合(吸収分割)する、Cジャパンエナジーが保有するオートマックスの全株式を日鉱エンジに譲渡し、オートマックスを日鉱エンジの子会社とする―を実施する。
 統合後のエンジニアリング会社の社名や社長は未定だが、本社を埼玉県戸田市新曽南3-17-35に置き、資本金3億円(ジャパンエナジーの出資率90%)、従業員約300人で再スタート、2002年3月期には売上高200億円、経常利益3億円を見込んでいる。ジャパンエナジーと甲陽建設は既に株式交換契約書を締結しており、来年1月16日に株式交換を行なう予定となっている。