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ENAA、「エンジニアリング白書」(速報版)まとめる
11年度受注高11.1兆円(4%減)、12年度は5%増見込む



 エンジニアリング振興協会(ENAA)は“エンジニアリング白書”の速報版である「平成12年度エンジニアリング産業の実態と動向(業務統計速報)」をまとめた。それによると平成11年度の受注高は前年度比4%減の11.1兆円、売上高も同8%減の11.7兆円で、いずれも3年連続の減少となった。だが、過去3年間の受注高の減少率を見ると平成9年度6%、10年度19%、11年度4%となり、下げ止まりの傾向を示している。また、短期(平成12年度)の受注見通しは国内5%増、海外22%増と伸びが見込まれ、中期(13〜15年度)では国内が11年度比9%増、海外も同41%増と大幅増が予測されている。