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神鋼サウジ・Haradhガス処理プロジェクトは9月に入札へ
千代田、重工、日揮などに入札招聘

 サウジアラビアで計画されているHaradhガス処理プラント建設プロジェクトで、事前資格審査(PQ)が開始された模様。入札の締め切りは9月頃とされており、スナムプロゲッティ、テクニップ、KBR、ABBルーマス・グローバル、フルアー・ダニエル、ルルギ、クバナ、千代田化工建設、日揮、三菱重工業のほか韓国の大林、現代などに入札招聘がかけられている。
 同プロジェクトは、プラントパッケージとサポートパッケージの二つつに分けられている。プラントパッケージでは18億cf/dのガス処理プラントおよびガス出荷施設、硫黄回収プラントの建設が盛り込まれており、6〜7億ドル程度の規模となるものと見られている。また、サポートパッケージでは16億2,000万cf/dのガスコンプレッサーおよび燃料ガスシステム、トリエチレングリコール(TEG)タンクを設置するもので、5億ドル規模になると見られている。いずれのパッケージに関してもPQが行われているが、各プレイヤーがいずれのパッケージに参加するかは現在のところまだ流動的だ。
 また、第3のパッケージとしてガス石油分離プラントおよび原油出荷・ガス収集システムの商談も同時進行するもので、これは3億5,000万ドル規模と予測されている。