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ENAA、「エンジ産業の課題と提言」まとめる
ソフト型への体質転換を提言、協会活動のあり方なども検討



 エンジニアリング振興協会(ENAA)は、「エンジニアリング産業の課題と提言および協会活動のあり方について」と題する報告書をまとめた。同報告書は総合企画委員会のビジョン検討ワーキング・グループが1年間にわたって検討を行ってきたもの。それによると「現状のままでは我が国のエンジニアリング産業が生き残ることは難しいという認識にエンジニアリング業界全体が至っている」と指摘。エンジニアリング各社は21世紀に向けて「潜在ニーズの発掘を含めた新しいビジネス分野の開拓・拡大、さらに対象分野の選択と集中を進めて、現状のハード主体からソリューションの提供を含むソフト型エンジニアリング業務の拡大を図り、高度情報化社会さらに知価社会に向けて体質転換を進めていく必要がある」としている。