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NKK、風力発電設備の受注が好調
長崎県で3件の工事を相次ぎ完了



 NKKの風力発電設備の受注が好調だ。長崎県内で3件を受注、現在鋭意工事を進めている。
 長崎県内で受注したのは@壱岐クリーンエネルギー・壱岐芦辺風力発電所向け(出力1,500kW)、A平戸風力発電所向け(1,200kW)、B生月クリーンエネルギー・生月風力発電所向け(2,250kW)−の3件。このうち壱岐芦辺風力発電所向け工事は完了、プラントコミッショニングに入っている。平戸、生月の両風力発電所は土木造成工事、風力発電機の設置工事を完了した。平戸は発電準備中、生月は電機工事中となっている。
 NKKの風力発電設備はオランダ・ラガウェイ社のもの。ギアボックスがなく、ギアの騒音が大幅に低減されている。コンセプトエンジニアリングセンターのエコ・エネルギープロジェクトチームが販売を行っており、風力発電設備だけでなく、プラントを利用した海水淡水化設備や植物栽培設備などをパッケージにした営業活動を行っていくとしている。