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GE、ハネウエル買収でGTの百貨店に?



 米GEが10月22日、ハネウエルを450億ドルで買収した。これにより、GEはハネウエルが持つアビオニクス(航空電子機器)を手中に収め、航空機関連での競争力を高めることになる。その一方、ハネウエルは昨年、アライドシグナルと合併しており、それに伴ってアライドシグナルが保有していたマイクロガスタービンparallon75もGEの参加に入ることになる。
 ハネウエルのマイクロガスタービンは、出力75kWのマイクロガスタービンコージェネとして、日本国内でも既に販売されている。これがGEのガスタービンラインナップに加わることで、GEはマイクロから電気事業用の大型ガスタービンまで非常に幅広いガスタービンのラインアップを揃えることになった。
 日本国内でも注目が集まっているマイクロガスタービンだが、現在国内で採用されているのは、ハネウエルをはじめボーマン、キャプストンなどいずれも外国製。国内ではマイクロガスタービンと呼ぶことのできるガスタービンを保有しているのはトヨタや川崎重工業、三菱重工業、石川島播磨重工業など数社だが、いずれもマイクロコージェネとしてのパッケージングはしておらず、開発途上にある。
 今回の買収でGEがマイクロガスタービンを保有することで、GEネームで日本市場への本格的な市場形成を促す可能性もある。