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開設ラッシュを迎えたIDC事業 (上)
eビジネスのインフラに国内外企業の参入相次ぐ



 インターネット・データ・センター(IDC)の建設、開設が相次いでいる。「2000年は日本のIDC元年」といわれるほど活況を呈している。 「アメリカより3〜4年遅れてやってきたIDC建設ブーム」で、日本もやっとインターネット社会の入り口に立つことになる。この建設ラッシュの主役は欧米で実績を積んできた外資系だ。一方、迎え撃つ国内企業もきめ細かなサービスを売り物にしてIDC事業に取り組む。
 それぞれ、特徴をだしてIDC事業に乗り出しているが、現状においては供給過多の感が否めない。
 しかし、何の業種であろうがeビジネスをいかに取り込むかで企業の存亡が左右されるかも知れない。エンジニアリング業界にとっても他人事ではない。
 そこでIDC事業に取り組む各社の動向をレポートする。