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成約額は90年代最低水準の80.4億ドル

通産省調べ、99年度海外プラント成約実績



 通産省機械情報産業局国際プラント推進室がまとめた「1999年度の海外プラント成約実績」によると、我が国企業の99年度の海外向けプラント成約実績は573件、80.4億ドルで前年度比に比べ件数で28.8%減、金額では15.2%減となった。件数、成約額とも90年代に入って最低水準だった98年度の成約実績(805件、94.8億ドル)をさらに下回り、97年度以降、3年連続の減少を記録。世界的な案件数の減少による受注競争の激化などに悩む我が国プラント/エンジニアリング業界の実態を色濃く反映する内容となっている。